理工学研究科、石川 隼平さんが2023年度第3回関西電気化学研究会において関西電気化学奨励賞を受賞
氏名
石川 隼平
所属
理工学研究科 化学生命工学専攻 化学・物質工学分野 電気化学研究室
受賞年日
2023年12月09日
大会・団体名
2023年度第3回関西電気化学研究会
受賞名
関西電気化学奨励賞
研究テーマ等
リチウムイオンキャパシタの高エネルギー密度化に向けた還元型窒素ドープグラフェン正極におけるアニオン貯蔵機構の解析
賞の概要
電気化学会の支部である関西支部において毎年、若手研究者や学生が研究成果をアピールする研究会がある。その2023年度第3回関西電気化学研究会における107件の発表研究の中で、優れた研究に対し数件の研究者が選ばれる。
今回、石川は『リチウムイオンキャパシタの高エネルギー密度化に向けた還元型窒素ドープグラフェン正極におけるアニオン貯蔵機構の解析』というタイトルで関西電気化学奨励賞を受賞した。
アニオンインターカレーション機構を活用したカーボン正極として当研究室で合成した還元型窒素ドープグラフェンが従来適用されていたグラファイトと異なる特異なエネルギー貯蔵機構により容量発現することから、その反応機構解析について報告した。
主に炭素形態についてはBF-STEM, XRD, 窒素吸脱着測定を用いてグラファイトと比較し、その後N-rGOの反応における静電プロセスをCVを用いて分析した。
指導教員
石川 正司