理工学研究科今野陽介さんが膜シンポジウム2021において学生賞を受賞

氏名

今野陽介

所属

理工学研究科　化学生命工学専攻　化学・物質工学分野　先端高分子化学研究室

受賞年日

2021年11月17日

大会・団体名

膜シンポジウム2021

受賞名

学生賞

研究テーマ等

動的表面を有する光応答性液晶高分子薄膜の設計と細胞接着挙動

賞の概要

　日本膜学会は、人工膜・生体膜・境界領域の融合を理念として掲げており、年に2回、膜学会年会と膜シンポジウムを開催している。膜シンポジウム2021では、“膜が分かる・膜で分ける・膜で分かる”を主題として、生体膜や生体模倣膜、人工膜などに関する議論を行った。また、学生による優秀なポスター発表に関しては、審査員の審査により学生賞が設けられている。
　この度、当該学生は体温付近で光に応答して相転移する光応答性液晶高分子薄膜の調製に成功した。この液晶高分子薄膜の相転移に伴う薄膜表面の性質変化とこの薄膜上における細胞接着挙動を評価し、これらの成果を膜シンポジウム2021で発表した。ポスター発表49件の研究内容・質疑応答・プレゼンテーション能力を複数の審査員が評価し、当該学生を含む14題の発表が学生賞に選出された。