KANSAI UNIVERSITY
関西大学

研究推進部

 

私立大学戦略的研究基盤形成支援事業

平成19年度で新規募集を終了した高度化推進事業の後継事業として、大学の経営戦略や研究戦略に基づき、各大学が特色をいかした研究を実施するため、国がその研究基盤の形成を支援する事業である。募集は、「研究拠点を形成する研究」「大学の特色を活かした研究」「地域に根ざした研究」の3種類で行われ、本学が、これまで選定を受けた22件は、いずれも研究拠点を形成する研究として申請したものである。22件の選定は全国でトップの件数です。

  • 次世代医療を革新するスマートバイオマテリアルの創出

    次世代医療を革新するスマートバイオマテリアルの創出

    Development of the smart biomaterials innovating medicine in next-generation

    Project leader
    先端科学技術推進機構・化学生命工学部 教授
    大矢裕一

    平成22年度 私立大学戦略的基盤形成支援事業 採択

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    次世代医療を革新するスマートバイオマテリアルの創出

    新しい材料で未来医療を革新する。

    Outline
    本プロジェクトは、これまでにない新しい材料を開発し、その材料の存在によって初めて可能となる「材料主導型医療」を社会に向けて発信するとともに、高分子化学を中心とした最先端の材料化学から生まれた知的(スマート)な材料を医療に応用することを目的としている。 超高齢社会を迎えた現在の医療では、患者と医師の双方の負担を軽減し、患者のQOL(quality of life)を向上させつつ、医療費総額を抑制することが望まれている。本研究では、温度やpH などの外部刺激や生体シグナルに応答して、その物性を変化させたり、分子を識別したりして機能を発現する「スマートバイオマテリアル(SBM)」を用いて、これら諸問題の解決を目指している。 本プロジェクトでは、再生医療、疾病・感染の早期・高感度検出、薬物治療、遺伝子治療、生体イメージングなどの諸課題に対応するため、[1]再生医療用SBM の開発、[2]細胞分離用SBM の開発、[3]DDS 用SBM の開発、[4]生体由来医療補助材料の開発、[5]診断用スマートヒドロゲルシステムの開発、[6]新規バイオセンシング手法の開発、の6 項目に注力して研究を遂行する。 本プロジェクトにより、将来的には、高機能なSBMの実用化による次世代の医療の変革、およびSBM によって初めて可能となる「材料主導型」の新しい治療・診断の方法論の世界に向けての提案を実現する。
    Contact
    先端科学技術推進機構 06-6368-1178 06-6368-0080 sentan@ml.kandai.jp
  • アジア文化研究センター(CSAC)

    東アジア文化資料のアーカイヴズ構築と活用の研究拠点形成

    Formation of a Hub for Construction and Utilization of Archives of East Asian Cultural materials

    Project leader
    文学部 教授
    松浦章

    平成23年度 私立大学戦略的基盤形成支援事業 採択

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    研究成果報告書
    アジア文化研究センター(CSAC)

    開かれたアーカイヴズが東アジアの文化資料を支える

    Outline
    本研究は、関西大学が所蔵する東アジア文化研究のための豊富なリソースを集中的にデジタル化し、開かれたアーカイヴズとして構築することを第一の目的とする。あわせて多種多様な東アジア文化の研究資料について、それぞれの特性を検討して「解題」として提示するとともに、人文学研究者の視点から研究方法に最も適合する形態を探求し、汎用性の高いアーカイヴズとして国内外に提供することを企図している。本研究では、研究者から利用要請の高い本学所蔵資料をコアとしつつ、性格の異なる資料群を多数取り上げて、アーカイヴズ化のモデルを示すことで、今後各国・各研究機関によるデジタル化のパイロットたることを志向している。かかるアーカイヴズの構築と運用および活用法の提唱は、資料アクセスの劇的改善によって個々の資料それぞれにもとづく個別研究・関連研究を活性化するのみならず、従来研究者の個人的研究関心で遂行されてきた資料収集と公開を組織化・体系化する方途を生み出し、学術リソースの共有化への道を開くという意義を有していると考えている。
    Contact
    関西大学東アジア文化研究センター 06-6368-1834 06-6368-0235 csac@ml.kandai.jp

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  • 集合住宅

    集合住宅“団地”の再編(再生・更新)手法に関する技術開発研究

    housing complex reorganization on the stock utilizing type

    Project leader
    先端科学技術推進機構・地域再生センター 理工学研究科教授
    江川直樹

    平成23年度 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業

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    集合住宅

    ストックを活かしつつ豊かに暮らし続ける団地再編の可能性を探る

    Outline
    わが国の人口拡大・都市化の時代に大量に建設された公的集合住宅団地は、住宅の老朽化や設備の陳腐化などの物理的な問題のみならず、高齢化率の上昇やコミュニティの弱体化などの社会的問題をも抱えているが、大量のストックがあり資金面の問題等から建て替えは困難で、その多くがストック活用による再生が目されている。その数は膨大で、約300万戸にのぼる。本研究の目的は、事業主体が造りやすく管理しやすい画一的な空間構成となっているこのような集合住宅団地を、住宅等のストックの活用を図りつつ、住民が守り育て自立的に更新していけるような“まち”に再編する技術を開発し実践に活かすことにある。 ストックを活用しつつ将来的にも持続的な集住環境に再構築するためには、制度や規則といったシステムの再編による居住コミュニティの再構築と併せて、マネージメントシステムの再構築、内外の居住空間の再構築、それらを実現していくアプローチシステムの創出が求められる。本研究は、現在の団地居住者が今後も豊かに住み続けられるように、そしてまた、新たな居住者が今後、共存しつつ持続的に豊かな生活を送れるようになるには、何を考え、どういうアプローチで団地の再編(再生・更新)に取り組むのが良いか、持続的な団地再編の将来像はどういうイメージか、そういった目標にチャレンジした研究実践活動である。研究は、公的な賃貸住宅団地のみならず、団地型分譲集合住宅団地や、集まって住むという暮らし方そのものの意味をも追求している。
    Contact
    関西大学先端科学技術推進機構・地域再生センター 06-6368-1178 06-6368-0893 06-6368-0080 06-6368-0893 egawa@kansai-u.ac.jp

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  • 希薄水溶液中の有価物・有害物質の分離を通じた水環境技術開発拠点の形成

    希薄水溶液中の有価物・有害物質の分離を通じた水環境技術開発拠点の形成

    Establishment of research base on water environment through separation of valuable and harmful substances in dilute aqueous solution

    Project leader
    先端科学技術推進機構・環境都市工学部 教授
    三宅孝典

    平成24年度 私立大学戦略的基盤形成支援事業 採択

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    希薄水溶液中の有価物・有害物質の分離を通じた水環境技術開発拠点の形成

    水をきれいに -水から分離する財と害-

    Outline
    研究内容:  本プロジェクトは平成24年度にスタートし、平成28年度が最終年度となっている。本プロジェクトは、「水」に特化した技術開発を行ってきた。中でも、従来技術で対応可能な範囲よりもはるかに低濃度の有害物質あるいは有価物を分解・分離除去・回収する高度な水処理技術の創出を目指してきた。たとえば、①希薄水溶液中に存在するppmレベル、あるいはそれ以下のヒ素、鉛、セシウム、ストロンチウム、ハロゲンなどの有害物の選択的除去技術、②水溶液中に極微量溶存する有機物の分解除去技術、③稀少金属などの有価物を省エネルギーで効率的に分離・回収する高度水環境技術の確立に取り組んできた。これにあたり、希薄溶液からの有害物質の除去や有価物回収における原理に関する基礎的知見を得るとともに、さらにその原理に基づいた新材料の創出や清浄な水を得るためのプロセスの確立を目指してきた。  これらの検討の結果、有害イオンやハロゲンを高度に除去できる新しい材を見出し、有機物を分解する新規方法論を開発する等の成果を挙げてきている。一部の技術については、ベンチ試験を開始するなどの具体的な進捗もでている。残る平成28年度には、さらに技術開発を進め水環境技術に対する拠点化を図っていく。
    Contact
    希薄水溶液中の有価物・有害物質の分離を通じた水環境技術開発拠点の形成 06-6368-0918 06-6388-8869 tmiyake@kansai-u.ac.jp

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  • 国際的な文化財活用方法の総合的研究

    国際的な文化財活用方法の総合的研究

    Multidisciplinary Studies for International Utilization of Cultural Heritage

    Project leader
    文学研究科 教授
    吹田浩

    平成25年度 私立大学戦略的基盤形成支援事業 採択

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    国際的な文化財活用方法の総合的研究

    四千年前の古代エジプトの壁画を研究する!

    Outline
    関西大学に「国際文化財・文化研究センター」を設立し、国際的な水準で新しい研究分野の拠点を形成しようとしています。文化財が世界各国で危機的な状態にあり、その対応が緊急の課題となっています。関西大学では文化財を保存修復する技術を開発するために、文化財科学、エジプト学、博物学、都市計画学、地盤・建築工学、分析化学、微生物学、高分子化学の観点から取り組んできました。さらに、文化財修復技術者の育成と技術の高度化と、多分野横断型の複合的な技術開発、国際的な人材育成、社会人教育とを組み合わせた「総合文化財学」を確立しようとしています。このため、(1)国内の代表的な文化財修復の専門家によって文化財の修復の施工を実施する技術者の育成と技術向上、(2)日本の高い理工系科学の技術を応用する文化財修復技術の向上、(3)文化的な予見に基づく文化財の修復を避けるための異文化の研究(エジプト研究、ヨーロッパの異文化研究)の推進と文化財修復への応用、(4)新しい文化財保全技術と知見の講習会を通しての普及活動を展開しています。
    Contact
    国際文化財・文化研究センター 06-6362-1456 06-6368-1457 chc-jim@ml.kandai.jp

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  • コンピューターホログラフィ技術を中心とした超大規模データ処理指向コミュニケーション

    コンピュータホログラフィ技術を中心とした超大規模データ処理指向コミュニケーション

    Computer Holography and Massive Data Processing Project

    Project leader
    先端科学技術推進機構・システム理工学部 教授
    松島恭治

    平成25年度 私立大学戦略的基盤形成支援事業 採択

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    コンピューターホログラフィ技術を中心とした超大規模データ処理指向コミュニケーション

    誰も見たことのない究極の3D映像を届けたい
    Deliver ultimate 3D images nobody has ever seen

    Outline
    1990年代には「電子立国日本」とも呼ばれた日本のオーディオビジュアル技術の地盤沈下が進んでいる。その中にあって、日本が得意とする3D映像等の技術を活かして再浮上しようと、超臨場感コミュニケーション等のプロジェクトが産官学を挙げて推進されている。この様な状況の中で、コンピュータホログラフィ技術は、究極の3D映像表示技術と言われながら、そのデータ処理規模の巨大さから大きな進展が見られなかった技術であった。しかし、関西大学が中心となって開発した大規模ホログラフィ映像の合成技術によって、静止画ではあるものの実用的なコンピュータホログラフィ映像が表示されるようになり、現状の3D技術とは根本的に異なったそのリアルな映像が世界的に高く評価されている。 本プロジェクトでは、本学が世界をリードするこのコンピュータホログラフィ技術を中心として、それを用いた近未来的な情報・通信技術やその応用に世界に先駆けて取り組み、わが国の科学技術の進展に寄与することを目的とする。
    Contact
    ホログラフィ技術ユニット 06-6368-1121(内線5722) 06-6368-8843 ii_kansai_u@yahoo.co.jp(担当:井伊)

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  • 地域資源の高度利用を図るバイオリファイナリ―の基盤形成とその実用化

    地域資源の高度利用を図るバイオリファイナリ―の基盤形成とその実用化

    Community-based biorefinery using local agricultural resources

    Project leader
    先端科学技術推進機構・化学生命工学部 教授
    片倉啓雄

    平成25年度 私立大学戦略的基盤形成支援事業 採択

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    地域資源の高度利用を図るバイオリファイナリ―の基盤形成とその実用化

    得意技持寄り型バイオリファイナリー

    Outline
    本プロジェクトでは、得意技持ち寄り型のオープンイノベーションにより、六次産業形成のための文理融合型の研究基盤の形成を目指しています。具体的には、 規格外農産物や加工残渣などの地域資源から、高付加価値物を抽出して製品化すると同時に、残渣からエタノールと機能性活性炭を生産することにより、バイオリファイナリー的な総合利用の基盤を確立します。さらに、消費者心理を考慮した商品・パッケージのデザインの研究とも融合し、農工商が連携する新しいタイプの六次産業の創出を目指しています。 これまでに、食品の物性を改良するエノキタケ由来の接着タンパク質の販売を開始し、喉につまりにくい高齢者向けの「おいもぬくもりパン」が上市されてる他、確立した抽出技術を用いたハバネロエキス、柑橘類の果皮と梅干のつけ汁を利用した柑橘塩が実用化されており、バナナの皮を原料にした活性炭が高い調湿能をもつことを明らかにしています。 バナナの皮は、従来のやしがら活性炭や備長炭に比べて非常に高い調湿能(多湿時に水分を吸収し、乾燥時に放出する能力)を示す。
    Contact
    地域密着型バイオリファイナリ―ユニット 06-6368-0809 katakura@kansai-u.ac.jp

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  • ゲノム・エピゲノム

    次世代ベンチトップ型シーケンサーによるゲノム・エピゲノム解析に基づく統合的健康生命研究

    Integrated healthy life study based on a genom-epigenome analysis using the next generation bench top type sequencer

    Project leader
    先端科学技術推進機構・化学生命工学部 教授
    老川典夫

    平成25年度 私立大学戦略的基盤形成支援事業 採択

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    ゲノム・エピゲノム

    産業に活用できる遺伝子を求めて“宝探し”

    Outline
    本学大学院理工学研究科では、多様な専門分野の教職員が、ヒトの健康増進を目指し、それぞれ独立に健康生命研究を展開してきた。従来の生命科学の進歩は、DNAの塩基配列(ゲノム情報)の解読による所が大きく、蛍光キャピラリーDNAシーケンサーが貢献してきた。本学でも、ハイテク・リサーチ・センター整備事業や戦略的研究基盤形成支援事業で、当時の最新の機械が導入され、研究を促進してきた。しかし、近年の生命科学では、さらに進化した次世代DNAシーケンサーが登場し、これを用いたゲノムとエピゲノム解析が急速に進んでいる。次世代シーケンサーでは、逐次DNA合成による超並列シーケンシングが短時間で可能であり、従来のシーケンサーではできなかったメタゲノム解析(多数の個体のゲノム情報を同時に得る)が可能である。本プロジェクトでは、本学での従来の研究を統合的に進展させるため、次世代シーケンサーを導入し、ゲノム・エピゲノム解析を多方面の研究分野からなる教職員が共同して行う。2種類のシーケンサーを目的別に性能評価し、最適で能率的な解析手段を採用することにより、従来の研究成果を飛躍的に発展させ、健康生命科学の統合的研究拠点を形成する。ヒトの健康向上を目指し、有用微生物(D-アミノ酸生産菌、環境ホルモン分解菌)の全ゲノム解析による分子育種、有害微生物(食品汚染菌)の全ゲノム解析による防除法開発、動物神経細胞のエピゲノム解析による神経変性疾患の治療法開発、植物細胞のエピゲノム解析による機能性食品の開発を、同一の研究方法のもとに連携し発展させ、世界的な健康生命研究拠点を形成する。
    Contact
    ゲノム・エピゲノム研究ユニット 06-6368-1121 oikawa@kansai-u.ac.jp
  • ビジネスにおけるデータサイエンスの深化を目指す総合的研究拠点の形成

    ビジネスにおけるデータサイエンスの深化を目指す総合的研究拠点の形成

    Formation of a comprehensive research center aimed at deepening of data science in business

    Project leader
    商学部 教授
    矢田勝俊

    平成26年度 私立大学戦略的基盤形成支援事業 採択

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    ビジネスにおけるデータサイエンスの深化を目指す総合的研究拠点の形成

    データサイエンスを先導し、「学の実化」をグローバルに具現化

    Outline
    本プロジェクトの目的は、多様なビジネス分野においてデータサイエンスの様々な技術を応用し、基礎技術・アプリケーションの開発、消費者行動のモデル開発、実践による検証というデータサイエンスプロセスを実現する総合的研究拠点を形成することである。本学におけるマーケティング領域でのビッグデータ解析技術および実践の経験を基盤に、多様なビジネス分野における技術導入、産学連携による実証を行う体制を構築し、国内外の優れた研究機関との連携のもとでNOE(Network Of Excellence)の中核組織を指向する。本プロジェクトは計算機科学の先端研究とビジネス領域の研究を統合するビッグデータ解析の学際的な実証研究であり、一部は既に優れた実績を有する。研究基盤の一層の強化を図るため国際連携および研究分野を大きく拡張し、当該分野における世界トップレベルの研究拠点を形成することが本プロジェクトの最終目的である。  本プロジェクトでは、応用領域の専門家とモデリングや解析の研究者の共同研究を真に実現し、ビジネス分野におけるデータサイエンスの総合的研究拠点を形成することで、当該領域のトップランナーとして世界の研究を先導することが可能であり、本学の学是「学の実化」をグローバルに具現化する。
    Contact
    ソシオネットワーク戦略研究機構 データサイエンス研究センター 06-6368-1228 06-6330-3304 dslab@ml.kandai.jp

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  • 高齢者の意思決定支援制度を構築する開放型経済実験拠点の形成

    高齢者の意思決定支援制度を構築する開放型経済実験拠点の形成

    In an aging society in the world is inexperienced, a high-quality selection

    Project leader
    社会学部 教授
    小川一仁

    平成26年度 私立大学戦略的基盤形成支援事業 採択

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    ビジネスにおけるデータサイエンスの深化を目指す総合的研究拠点の形成

    経済行動調査により高齢者の意思決定を分析、選択の質を高める制度を設計

    Outline
    急速に進む高齢化社会において、高齢者の選択(意思決定)の質を高めることは、社会的なニーズとなっています。本事業は2つの目的を持ちます。その1は、本学の研究者のみならず、学外の研究者にも開放された共同利用研究拠点としての経済実験ラボラトリを設置することです。経済実験ラボラトリは関西を中心にいくつか存在します(大阪大学、京都大学、立命館大学、京都産業大学等)が、学外にまで開放された実験ラボラトリは、ほとんどありません。本ラボラトリは他の既設のラボラトリとは異なり、高齢者を中心に、社会人参加者を広く学外から募集、経済行動調査を実施します。その2は、社会人、特に高齢者の意思決定の特徴を経済実験、質問紙調査、社会シュミュレーションを用いて分析し、高齢者がよりよき選択を行うための制度設計を構築し、導入手法を検討することです。
    本事業は、世界が未経験の高齢化社会に突入していく中、高齢者の意思決定に関する研究成果を広く、研究者(国内外)、実務家、社会へ発信し、経済諸政策に反映させていくことであり、今日における喫緊の社会要請に応える事業であります。
    Contact
    経済実験センター 06-6368-1228 06-6368-3304 cee@ml.kandai.jp

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  • 3次元ナノ・マイクロ構造の創成とバイオミメティクス・医療への応用

    3次元ナノ・マイクロ構造の創成とバイオミメティクス・医療への応用

    Creation of 3D nano-micro structures and its application to biomimetics and medicine

    Project leader
    先端科学技術推進機構・システム理工学部 教授
    青柳誠司

    平成27年度 私立大学戦略的基盤形成支援事業 採択

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    3次元ナノ・マイクロ構造の創成とバイオメティクス・医療への応用

    生物から学ぶ3Dマイクロ・ナノテクノロジー

    Outline
    ヤモリの足裏にヒントを得た吸着マジックテープ、サメ肌の水着による流体抵抗の軽減、フクロウの羽形状をした新幹線パンタグラフによる風切音の低減など、生体模倣(バイオミメティクス)の研究が盛んに行われている。進化の過程で生物は最適な形状・動作を獲得しており、これを科学的に模倣することで高い機能が容易に実現できる。これがバイオミメティクスである。本学においても、蚊の口器に注視しその模倣により無痛針開発を長年行ってきた。蚊の口器は人間に痛みを与えることなく皮膚を穿孔できる構造となっているとともに、動作も最適化されている。
    生体構造は微小構造がボトムアップ的にアセンブリされて成り立っており、その模倣には微細加工技術が必須となる。半導体の微細加工技術をベースとしたMEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)加工は、形状を深さ方向に転写するため2.5次元の構造を作製することに強みを発揮するが、真に3次元の複雑な微細構造を作製することは困難であった。生体構造は3次元構造から成っているため、MEMSと3D造形法(3Dプリンタの加工原理)を組み合わせることが有効である。本プロジェクトでは、新しい3Dナノ・マイクロ構造物の創成法の開発と、それを実用化するための研究拠点の形成を目指す。
    Contact
    3次元ナノ・マイクロユニット 06-6368-0823 06-6388-8785 aoyagi@kansai-u.ac.jp

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過去に採択されたプロジェクト一覧

研究期間 研究組織 研究プロジェクト名
H20〜H24 マイノリティ研究センター (法学研究所) マイノリティと法-21世紀における『国家と社会』のパースぺクティブ
H20〜H24 文化財保存修復研究拠点文学研究科・工学研究科) 文化財の保存修復、技術開発と活用の研究-エジプトを中心にして-
H20〜H24 機能性天然素材発掘・実用化ユニット(先端科学技術推進機構) 地域産業シーズ・ニーズに応えた高付加価値天然素材の発掘およびその製造技術の実用化研究
H20〜H24 健康科学研究ユニット(先端科学技術推進機構) 環境アポトジェンを含む環境汚染化学物質の作用動態解析と化学生態学的防除法の開発研究プロジェクト
H20〜H24 総合情報学研究センター(総合情報学研究科) セキュアライフ創出のための安全知循環ネットワークに関する研究
H20〜H22 ナノ・マイクロフィジオーム研究ユニット(先端科学技術推進機構) ヒト組織・臓器の実形状モデルを用いた生体現象・機能の解明と人工臓器・医療機器の開発
H21〜H25 電気エネルギー材料開発ユニット(先端科学技術推進機構) 電気エネルギー高効率利用社会を実現する新材料技術の開拓
H21〜H25 データマイニング応用研究センター(ソシオネットワーク戦略研究機構) データマイニングのビジネス応用のための実践科学アプローチ
H22〜H26 大阪都市遺産研究センター(文学研究科・博物館) 大阪都市遺産の史的検証と継承・発展・発信を目指す総合的研究拠点の形成
H22〜H26 社会的信頼システム創生センター(社会学研究) 社会的信頼システム創生プロジェクト  *社会的信頼システム創生センター  *関西大学リサーチアトリエ 楽歳天三・天満天神楽市楽座
H22〜H26 ナノMEMSセンシング・研究ユニット(先端科学技術推進機構) ナノワイヤを用いた超高性能センサー及びエネルギー変換素子の研究

私立大学学術研究高度化推進事業

私立大学学術研究高度化推進事業は、私立大学等における研究基盤の整備と研究機能の高度化を図る ため、国が重点的かつ総合的な支援を行う文部科学省の大型プロジェクトである。 平成8年度に発足して以来、時代の要請を反映しつつ順次整備拡充され、現在、「ハイテク・リサーチ・センター整備事業」「学術フロンティア推進事業」「社会連携研究推進事業(旧.産学連携研究推進事業)」及び「オープン・リサーチ・センター整備事業」の4種の事業が募集されている。本学は、これらの事業区分すべてにおいて選定を受けており、このことは先端研究のレベルの高さ、分野の多彩さとともに、教育研究活動を支える学校法人としての努力と財政基盤の健全さに対する高い評価を表わしている。 これまでに選定されたプロジェクトは下記の27件にのぼり、全私立大学中ベスト3にランクされる。この実績は、わが国の学術研究の高度化に大いに寄与することはもちろん、「研究に強い関西大学」としての存在感を強く社会にアピールするものである。 本事業は平成19年度で募集を終了した。