関西大学 国際文化財・文化研究センター


平成25年度(2013年度)に関西大学において「国際文化財・文化研究センター」(Center for the Global Study of Cultural Heritage and Culture, CHC)が設立されました。このプロジェクトは、文部科学省の私立大学戦略的研究基盤形成支援事業で「国際的な文化財活用方法の総合的研究」が採択されたことを受けたもので、平成29年度 (2017年度)までの5年間の計画で研究を始めています。

関西大学では、すでに2008年度から2012年度まで文部科学省の私立大学戦略的研究基盤形成支援事業から助成を受けて「文化財の保存修復、技術開発と活用の研究-エジプトを中心にして」というプロジェクトを「文化財保存修復研究拠点」(ICP)にて行い、成果をあげてきました。今回のプロジェクトは、その成果を受けて、新たなプロジェクトとして始まったものです。

この新たなプロジェクトでは、(1)エジプト学・エジプト社会グループ、(2)文化財修復グループ、(3)国際文化グループ、(4)科学技術グループの4つのグループで、文化財の保全と活用のために文理融合型で国際的な研究を推進します。4つのグループの研究者は、エジプト学者や現代エジプト社会の研究者、文化財修復の研究者、異文化の研究を行う人文学研究者、地盤・建築工学、分析化学、微生物学、高分子化学、マルチメディア工学などの理工系研究者が日本、エジプト、ポーランドから加わり、共同して、国際的な文化財の保全と活用のセンターの形成を目指しています。

「国際文化財・文化研究センター」は、文化財の研究を推進するにとどまらず、若手研究者の育成や社会教育活動も大きな目的としており、文化財の修復技術を学ぶ講習会やエジプト学の専門的知識を学ぶ講習会を実施します。また、文化財の保全と活用のための文理融合型の総合的なアプローチの確立を目指し、各種のシンポジウムやワークショップを開催する予定です。




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2018/5/31

最終成果報告書  PDF 


 

 

2018/3/31

国際文化財・文化研究センター 研究プロジェクト終了のご挨拶

2018/1/23

関西大学国際文化財・文化研究センターの活動が朝日新聞に掲載されました。

 朝日新聞朝刊(2018年1月17日)の「科学の扉-たんぱく質で考古学 古代壁画の固着剤、ウシ由来と判明-」に当センターの研究活動の一部が掲載されました。記事では、奈良女子大学の中沢隆教授(環境科学)にご協力頂きましたイドゥートのマスタバ墓内の壁画に使用された固着剤の材料分析が紹介されています。

詳細につきましては、 こちら をご覧ください。

2018/1/10

「2017年度 文化財保存修復セミナー」開講のご案内(再掲)

 当研究センターでは、2018年2月22日(木)~2月28日(水)にかけて「2017年度 文化財保存修復セミナー」を、関西大学千里山キャンパスにて開催いたします。

 本セミナーでは文化財の保存・修復に携わっておられる先生方を講師としてお招きし、文化財関連に興味・関心のある学生、一般の方を対象として開講いたします。本セミナーでは、これまでの内容と少し趣向を変え、より多くの実習を盛り込んだ内容を企画しました。実地研修として、奈良にある元興寺文化財研究所や東大寺、正倉院、大阪府吹田市にある国立民族学博物館にも訪れる予定です。本セミナーが、文化財について幅広い知識を学んでいただける機会となるとともに、文化財を取り巻く現状について、さまざまな角度から経験・体験していただける場となることを期待しています。文化財について総合的に学びたい方は是非ご参加下さい。

 ※本セミナーの講師が決定いたしました。講師一覧については、こちらをご覧ください。

セミナーの詳細や応募については こちら をご覧ください。

2017/12/15

「中期エジプト語フォローアップ講座」開講のお知らせ

 当研究センターでは、2018年2月1日(木)、2日(金)の2日間にわたり「中期エジプト語フォローアップ講座」を開講いたします。

 本講座では、現在、エジプトのカイロ大学考古学部で教鞭を執るサラーハ・エル・ホーリ氏をお招きし、ヒエログリフで書かれた中期エジプト語の文学作品の読解を進めると同時に、ヒエラティックでの読解にも挑戦します。なお、講義の逐次通訳を当センター肥後時尚RAが行います。本講座は「中期エジプト語講座(初級または中級)」を受講された方やエジプト語の学習経験のある方を対象としております。古代エジプト語やヒエラティックをカイロ大学の教授から学ぶことのできる貴重な機会となりますので、ご関心をお持ちの方はご参加下さい。

詳細は、こちらをご覧ください。

2017/12/15

「エジプト文化遺産研究会-エジプト学と文化遺産保護の現在-」開催のお知らせ

 当研究センターでは、2018年1月31日(水)に関西大学梅田キャンパスにて、「エジプト文化遺産研究会-エジプト学と文化遺産保護の現在-」を開催いたします。

 本研究会では、カイロ大学考古学部のサラーハ・エル・ホーリ氏、エジプト考古省サッカラ遺跡管理事務所のアシュラフ・エワイス氏を招聘し、エジプト学と文化遺産保護の現状についてお話ししていただきます。また、当研究センターの末森薫PD、肥後時尚RA、関西大学の学生3名が研究成果を発表します。古代エジプトや文化財にご関心をお持ちの方は、奮ってご参加ください。

詳細は、こちらをご覧ください。

2017/12/6

最終成果報告会のご案内(再掲)

 関西大学国際文化財・文化研究センターの最終成果報告会「総合文化財学の構築を目指した5年間の軌跡」の開催日が12月17日(日)に近づいてまいりました。当日掲示いたしますポスターの題目が決まりましたのでお知らせ致します。

 関西大学ベリーダンスサークルBELLY DIVAS(ベリーディーバス)の皆さんは当日行うベリーダンス特別演舞の練習を進めているようです。乞うご期待下さい。
BELLY DIVAS(ベリーディーバス)の情報はこちらまで。

 なお、参加申込の期日は12月8日(金)を予定しております。参加ご希望の方は、chc-jim@ml.kandai.jpまでご連絡ください

[ポスター題目]
・マチュピチュ遺跡「太陽の神殿」の劣化と保存修復に関する調査研究
・タイ国、世界遺産・アユタヤ遺跡の総合的保存、活用施策
・2015東アジア文化遺産保存国際シンポジウムin奈良
・エジプト壁画中に含まれる有機化合物の質量分析
・文化財汚染カビのアルカノールと放射線による制御
・相対湿度差による3種素材(段ボール紙、漆喰および材木)のカビ発生
・壁画のカビバイオフイルム形成
・考古学プロジェクトにおけるデジタルアーカイブのための3D Web ポータル
・On-site AR Interface with Web-based 3D Archiving System for Archaeological Project
・文化財の3次元計測計画手法
・Heterogeneous Strategy for Scanning Mastaba Idout
・バーレーン、バルバル神殿における関西大学の活動
・エジプト・サッカラ遺跡、イドゥートマスタバ墓における関西大学の活動

詳細は、こちらをご覧ください。

2017/11/2

【再掲】関西大学国際文化財・文化研究センター 最終成果報告会
「総合文化財学の構築を目指した5年間の軌跡」のご案内

 当研究センターでは、2017年12月17日(日)に関西大学梅田キャンパスにて、関西大学国際文化財・文化研究センター 最終成果報告会「総合文化財学の構築を目指した5年間の軌跡」を開催いたします。

 当センターは、2013年から5年間にわたり、「国際的な文化財活用方法の総合的研究」を課題に、文理融合型の国際的な研究を推進して参りました。
 本報告会では、当センターが取り組んで参りました、多岐にわたる文理融合型の研究・活動について、さまざまな視点より報告致します。そして、エジプトのサッカラにあるイドゥートのマスタバ墓、およびバーレーンのバルバル神殿を対象とした、文化遺産の保存を目的としたプロジェクトの活動成果を報告し、その後現地の専門家との議論を通じて、今後の文化遺産の保存に向けた課題を明らかにすることを目指します。

詳細は、こちらをご覧ください。

2017/11/1

「2017年度 文化財保存修復セミナー」開講のお知らせ

 当研究センターでは、2018年2月22日(木)から2月28日(水)にかけて、「2017年度 文化財保存修復セミナー」を開講いたします。

本セミナーは、文化財の保存・修復分野において第一線で活躍している研究者・専門家を講師にお招きし、文化財について多面的に学びたい学生や一般の方を対象に実施いたします。

 5ヶ年事業の最終年度に開催する今回のセミナーでは、これまでの内容と少し趣向を変え、より多くの実習や実地研修を盛り込んだ内容を計画しました。本セミナーが、文化財について幅広い知識を学んでいただける機会となるとともに、さまざまな視点より文化財を取り巻く現状を体験していただける場となることを期待しています。

セミナーの詳細や応募については こちら をご覧ください。

2017/10/26

関西大学国際文化財・文化研究センター 最終成果報告会
「総合文化財学の構築を目指した5年間の軌跡」のご案内

 当研究センターでは、2017年12月17日(日)に関西大学梅田キャンパスにて、関西大学国際文化財・文化研究センター 最終成果報告会「総合文化財学の構築を目指した5年間の軌跡」を開催いたします。

 当センターは、2013年から5年間にわたり、「国際的な文化財活用方法の総合的研究」を課題に、文理融合型の国際的な研究を推進して参りました。
 本報告会では、当センターが取り組んで参りました、多岐にわたる文理融合型の研究・活動について、さまざまな視点より報告致します。そして、エジプトのサッカラにあるイドゥートのマスタバ墓、およびバーレーンのバルバル神殿を対象とした、文化遺産の保存を目的としたプロジェクトの活動成果を報告し、その後現地の専門家との議論を通じて、今後の文化遺産の保存に向けた課題を明らかにすることを目指します。

詳細は、こちらをご覧ください。

2017/10/12

国際専門家会議「サッカラの文化遺産保護に向けて-関西大学調査ミッションの10年間の軌跡-」のご案内

 当研究センターでは、2017年11月8日、9日の2日間にかけて、エジプト・サッカラパームクラブにて国際専門家会議「サッカラの文化遺産保護に向けて-関西大学調査ミッションの10年間の軌跡-」を開催いたします。

 関西大学では、文化財保存修復研究拠点(2008年-2013年)および国際文化財・文化研究センター(2013年-2018年)の事業を中心として、足かけ10年以上にわたってエジプトのサッカラにあるイドゥートのマスタバ墓を対象とした文化遺産保護プロジェクトを継続しています。関西大学のプロジェクトでは、日本・エジプト・ポーランドの専門家が共同して、エジプト学、壁画保存、生物劣化、岩盤・石材の強化、ドキュメンテーション、文化遺産マネージメントといった多様なアプローチから研究成果を生み出してきました。
 国際専門家会議「サッカラの文化遺産保護に向けて-関西大学調査ミッションの10年間の軌跡-」では、プロジェクトの研究成果を専門家間で改めて共有し、今後のサッカラの文化遺産保護と活用に向けて、現地の修復技術者を交えた議論・検討を進めます。

プログラムは、以下の通りとなります。

11月8日
 Session 1: 関西大学調査ミッションとサッカラ遺跡
  1. 関西大学調査ミッションの10年間の軌跡
    吹田 浩、末森 薫
  2. サッカラの文化遺産
    サラーハ・エル・ホーリ
 Session 2: 壁画保存
  1. サッカラにおける壁画保存
    アフメド・シュエイブ
  2. アジアの壁画と中国敦煌莫高窟における壁画の劣化要因
    西浦 忠輝、沢田 正昭
  3. ポーランド、ヴァルタの聖ニコラス教会における壁画保存
    ラファオ・クーン、パウリーナ・ユシュチック
 Session 3: 文化財の生物劣化
  1. エジプトにおける文化財の生物劣化
    マイサ・マンスール
  2. 日本における文化財の生物劣化
    高鳥 浩介、土戸 哲明

11月9日
 Session 4: 文化遺産における岩盤・石材の保存
  1. 岩盤の特性が及ぼすイドゥートのマスタバへの影響
    アーデル・アカリシュ
  2.イドゥートのマスタバの岩盤強化
    中村 吉伸、鶴田 浩章、西形 達明、伊藤 淳志
  3. カンボジア・アンコール遺跡におけるバイヨン寺院浮き彫りの保存
    松井 敏也
 Session 5: 文化遺産のドキュメンテーション
  1. イドゥートのマスタバの三次元データ化
    安室 喜弘
  2. イドゥートのマスタバにおける壁画の復元
    吹田 浩、吹田 真理子、肥後 時尚
 Session 6:文化遺産の管理
  1. サッカラの文化遺産の管理
    ムスタファ・アブデル・ファッターハ、アシュラフ・エワイス
  2. バハレーンにおける遺跡管理
    サルマン・アルマハーリ
 Session 7: ディスカッション - サッカラの文化遺産保護に

 詳細は以下のポスター(日本語版)(英語版)をご覧ください。

2017/9/14

 「中期エジプト語講座 中級 2017」のご案内

 「中期エジプト語講座 中級 2017」に関しての詳細が決定いたしましたので、再度ご案内いたします。

 当研究センターでは、2017年11月18・25日(土)12月3日(日)の3回にわたって「中期エジプト語講座 中級 2017」を開講します。
 本講座では、「中期エジプト語講座 初級」で古代エジプト語の基本文法を学ばれた方、古代エジプト語の十分な学習経験のある方を主な対象として、1日目に「シヌへの物語」や「雄弁な農夫の物語」等の物語文学、2日目に当時の碑文資料、3日目に「死者の書」や「ピラミッド・テキスト」に代表される葬祭文書の読解に挑戦します。古代エジプト語をより深く学習されたい方は、奮ってご参加下さい。

 詳細はこちらをご覧ください。
      

2017/8/9

 「中期エジプト語講座 中級 2017」のご案内

 「中期エジプト語講座 中級 2017」の詳細が決まりましたので、ご案内いたします。

 当研究センターでは、2017年11月18・25日(土)12月3日(日)の3回にわたって「中期エジプト語講座 中級 2017」を開講します。
 本講座では、「中期エジプト語講座 初級」で古代エジプト語の基本文法を学ばれた方を主な対象として、壁画やレリーフ、パピルスに記された古代エジプト語の実例を取りあげ、読解を進めていきます。 古代エジプト語をより深く学習されたい方は、奮ってご参加下さい。

 詳細はこちらをご覧ください。
      

2017/8/1

催事一覧を更新しました。

2017/7/19

「エジプト学研究セミナー 2017」についてのお知らせ

「エジプト学研究セミナー 2017」の開催が近づいてまいりましたので、
再度お知らせいたします。
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「エジプト学研究セミナー 2017」

開催日時 : 2017年 7月23日(日)10:30~17:00 ※開場時間は、9:45となります。

開催場所 : 梅田キャンパス KANDAI Me RISE 8Fホール(大阪府大阪市北区鶴野町1-5)

アクセス : 阪急「梅田駅」茶屋町側から徒歩5分 JR「大阪駅」から徒歩10分
        詳細はこちらをご覧ください。
        ※梅田キャンパスへお越しの際は、公共の交通機関をご利用ください。

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皆様のご来場を心よりお待ちしております。

2017/5/31

研究活動を更新しました。

2017/5/5

「エジプト学研究セミナー 2017」 開催のお知らせ

当センターでは、2017年7月23日に「エジプト学研究セミナー 2017」を開催いたします。本セミナーでは、エジプト学研究の第一線でご活躍されている日本のエジプト学研究者をお招きし、様々な視点から古代エジプトについてお話して頂きます。
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「エジプト学研究セミナー 2017」

日時 2017年7月23日(日)

関西大学梅田キャンパス 8階ホール

講演内容

   「古代エジプトにおける神・人・神話」
     田澤 恵子(古代オリエント博物館 研究員)

   「ピラミッド・テキストの研究」
     吹田 浩 (関西大学国際文化財・文化研究センター センター長)

   「新王国時代のメンフィスとその墓地について」
     河合 望  (金沢大学 新学術創成研究機構 准教授)

   「サイス王朝(第26王朝)時代のエジプト」
     藤井 信之(関西大学国際文化財・文化研究センター 非常勤研究員)

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古代エジプトの歴史や文化、遺跡にご関心をお持ちの方は、ふるってご参加ください。

セミナーの詳細や応募については こちら をご覧ください。

2017/4/27

「中期エジプト語講座 初級」のご案内

「中期エジプト語講座 初級」の詳細が決定いたしましたので、お知らせいたします。

 当研究センターでは、2017年6月3・10・17・24日(土)の4回にわたって「中期エジプト語講座 初級」を開講します。

 本講座では、4日間の講義を通して中期エジプト語の基本的な文法を学びます。
古代エジプト語や言語に関心のある方は、奮ってご参加下さい。

 詳細はこちらをご覧ください。

 

2017/1/31

研究活動を更新しました。

2017/1/10

「平成28年度 文化財保存修復セミナー」のご案内

「平成28年度 文化財保存修復セミナー」の詳細が決定いたしましたので、お知らせいたします。

 当研究センターでは、2017年2月20日(月)から2月25日(土)にかけて、平成28年度 文化財保存修復セミナーを開講いたします。

 本セミナーでは、文化財の修復・保全分野において第一線で活躍している研究者・技術者を講師としてお招きし、文化財科学を多面的に学びたいという方に向けた本格的な講義を行います。

セミナーの詳細や応募については こちら をご覧ください。

2016/12/12

「平成28年度 文化財保存修復セミナー」開講のお知らせ

 当研究センターでは、2017年2月20日(月)から2月25日(土)にかけて、平成28年度 文化財保存修復セミナーを開講いたします。

 本セミナーでは、文化財の修復・保全分野において第一線で活躍している研究者・技術者を講師としてお招きし、文化財科学を多面的に学びたいという方に向けた本格的な講義を行います。

 詳細につきましては、後日お知らせいたします。

2016/11/26

研究活動を更新しました。

2016/11/8
 

中期エジプト語講座 中級のご案内(再掲)

 開講日が迫ってきたので、再度ご案内いたします。

 当研究センターでは、2016年11月12日(土)、19日(土)、26日(土)の3日間に渡って、「中期エジプト語講座 中級」を開講いたします。この講座では、初級講座で習得した知識を応用して、実際のテキストの読解に取り組みます。古代のテキストの読解を通して、古代エジプト語のより深い知識と同時に、古代エジプトの文化や歴史を学ぶことができます。

 まだ定員に空きがございますので、エジプト語をより深く学びたい方は、是非ご参加ください。

詳細はこちらをご覧ください。

研究活動を更新しました。

2016/11/7

研究活動を更新しました。

2016/10/25

【最終のご案内】

公開シンポジウム「エジプト文化財の保全に向けて」開催のお知らせ

シンポジウムの開催日が直前に迫ってまいりましたので、再度ご案内いたします。

当研究センター(CHC)では、2016年10月29日(土)に関西大学東京センターにおいて、公開シンポジウム「エジプト文化財の保全に向けて」を開催いたします。

  本シンポジウムでは、エジプト・サッカラにおけるこれまでのCHCの研究活動に加え、カイロエリアと中エジプトエリアの文化財保存修復の責任者をお呼びし、最新の修復成果について報告していただきます。
  鮮やかな壁画が特徴のサッカラのマヤ墓の修復や、略奪と破壊による損害を受けたにもかかわらず修復され今月無事に再開したマラウィ博物館について、詳しくお話していただきます。
 また、日本国内にも数多くの知られていないエジプト文化財がありますので、それらについてもご紹介していただき、エジプト文化財が直面している現状と、これからのエジプト文化財保護に向けての議論を深めていきます。

まだ席に余裕がございますので、当日参加もお待ちしております。(参加費無料)

シンポジウム詳細は、こちらをご覧ください。

皆様のご参加を、お待ちしております。

関西大学東京センターへのアクセスはこちら

2016/10/17

【再掲】公開シンポジウム「エジプト文化財の保全に向けて」開催のお知らせ

シンポジウムの開催日が近づいてまいりましたので、再度ご案内いたします。

当研究センター(CHC)では、2016年10月29日(土)に関西大学東京センターにおいて、公開シンポジウム「エジプト文化財の保全に向けて」を開催いたします。

本シンポジウムでは、エジプト・サッカラにおけるこれまでのCHCの研究活動や、エジプトの保存修復責任者による現地の保存修復活動の成果報告、そして日本国内のエジプト文化財についての紹介を行い、エジプト文化財の直面している現状と、これからのエジプト文化財保護に向けての議論を深めていきます。

申し込み方法等の詳細は、こちらをご覧ください。

シンポジウム参加のお申込みについて、締め切り日を10月26日(水)に延長いたしました。(参加費無料)

多くの皆様のご参加を、お待ちしております。

関西大学東京センターへのアクセスはこちら

2016/9/27

(9月27日 プログラムを一部変更いたしました。)

公開シンポジウム「エジプト文化財の保全に向けて」開催のお知らせ

当研究センター(CHC)では、2016年10月29日(土)に関西大学東京センターにおいて、公開シンポジウム「エジプト文化財の保全に向けて」を開催いたします。

本シンポジウムでは、エジプト・サッカラにおけるこれまでのCHCの研究活動や、エジプトの保存修復責任者による現地の保存修復活動の成果報告、そして日本国内のエジプト文化財についての紹介を行い、エジプト文化財の直面している現状と、これからのエジプト文化財保護に向けての議論を深めていきます。

プログラムは、以下の通りとなります。

10:00~ 開会のあいさつ
10:10~10:40 関西大学のエジプト保存プロジェクト
10:40~11:10 サッカラ遺跡の保存と修復
11:10~11:20 休憩
11:20~11:50 イドゥートのマスタバにおける修復のためのデジタル・アーカイブ
11:50~12:30 イドゥートの地下埋葬室の構造調査
12:30~13:30 休憩
13:30~14:10 ギザの文化財の保存修復
14:10~14:50 マラウイ国立博物館とエル・ミニヤの文化財の保存修復活動
14:50~15:30 日本国内のエジプト文化財
15:30~15:40 休憩
15:40~16:40 パネルディスカッション
16:40~16:50 閉会の挨拶

申し込み方法等の詳細は、こちらをご覧ください。

多くの皆様のご参加を、お待ちしております

関西大学東京センターへのアクセスはこちら

2016/9/2

エジプトの文化財を更新しました。

2016/9/1

「中期エジプト語講座 中級」のご案内

当研究センターでは、2016年11月12日(土)、19日(土)、26日(土)の3日間に渡って、「中期エジプト語講座 中級」を開講いたします。

中期エジプト語の知識を一層深めたい方、テキストを通し古代エジプト文化をより知りたいという方のご参加をお待ちしております。

詳細はこちらをご覧ください。

2016/8/25

研究活動を更新しました。

2016/6/13

「エジプト学研究セミナー」のご案内

「エジプト学研究セミナー」の詳細が決定いたしましたので、お知らせいたします。

当センターでは、2016年7月31日(日)に「エジプト学研究セミナー」を開催します。

このセミナーでは、日本のエジプト学研究の第一線でご活躍されている研究者をお招きし、古代エジプトの各時代にテーマを絞った研究をお話し頂く予定です。 本格的なエジプト学研究の入り口となるような内容の講義となりますので、古代エジプトの歴史や文化に強い関心をお持ちの方は、ふるってご参加ください。

詳細はこちらをご覧ください。

皆さまのご参加をお待ちしています。

2016/5/17

「エジプト学研究セミナー」開催のお知らせ

当センターでは、2016年7月31日(日)に「エジプト学研究セミナー」を開催します。

このセミナーでは、日本のエジプト学研究の第一線でご活躍されている研究者をお招きし、古代エジプトの各時代にテーマを絞った研究をお話し頂く予定です。 本格的なエジプト学研究の入り口となるような内容の講義となりますので、古代エジプトの歴史や文化に強い関心をお持ちの方は、ふるってご参加ください。

講演予定者は以下の通りとなります。

「初期王朝時代」 中野智章 (中部大学国際関係学部)
「古王国時代」 吹田浩 (関西大学国際文化財・文化研究センター/関西大学文学部)
「新王国時代」 河合望 (金沢大学国際文化資源学研究センター/早稲田大学高等研究所)
「第3中間期/後期王朝時代」 藤井信之 (関西大学国際文化財・文化研究センター)

各講義の詳細な題目とプログラムについては、後日お知らせいたします。

2016/4/19

「中期エジプト語講座 初級」のご案内

当センターでは、2016年5月28日(土)・6月4日(土)・6月11日(土)・6月18日(土)に「中期エジプト語講座 初級」を開講します。

この講座では、古代エジプト語の基礎となる「中期エジプト語」の文法を基本から習得することができます。

社会人・学生の方でエジプト語に興味のある方は、ぜひご参加ください。

詳細はこちらをご覧ください。

2016/3/15

「イスラーム教と他宗教の共存およびイスラーム教宗派間の共存」のご案内

当センターは現在、研究のためエジプトからアズハル大学のイスラーム学者、マジェッド・ナフス氏を招聘しております。それに伴い、2016年3月24日(木)に以下のタイトルでイスラーム教についての様々なお話しをして頂きます。

「イスラーム教と他宗教の共存およびイスラーム教宗派間の共存」

日時:2016年3月24日(木)13:00-14:30
場所:関西大学国際文化財・文化研究センター 多目的室(総合研究室棟2階)

イスラーム研究の著名な研究者であるマジェッド氏との質疑応答もありますので、イスラームについての素朴な疑問をお持ちの方をはじめ、多くの方々のご参加をお待ちしております。

2016/2/1

国際シンポジウムのお知らせ

当研究センターでは、2016年2月27日(土)から28日にかけて、国際シンポジウム「世界の文化財保護-地域に根ざした活動と課題-」を開催します。

本シンポジウムでは、エジプト、バハレーン、ポーランド、シリア、中国の文化財保護の専門家を迎え、エジプト、サッカラの文化財および他国の文化財保護の現状や最新の動向について紹介し、議論を行います。

シンポジウムのプログラムは以下の通りとなります。

2月27日(土) 「エジプト文化財修復の成果と課題」
10:00- 開会の挨拶
10:10-11:00  「サッカラ地域の壁画群-イドゥートの事例にみる問題とその解決-」
アフメド・シュエイブ、アーデル・アカリシュ
11:00-11:50 「イドゥートの地下埋葬室での保全作業-母岩の強化-」
伊藤淳志、西形達明、鶴田浩章、中村𠮷伸
11:50-12:10 「サッカラにおける修復のためのデジタル・アーカイブ」
安室喜弘
12:10-13:10 休憩
13:10-13:50 ポスターセッション
13:50-14:20 「サッカラの遺跡群とそれらが抱える問題点」
サブリ・ファラグ
14:20-14:50 「サッカラにおける聖なる動物の墓」
ハムディ・アミン
14:50-15:35 「セラペウム-現実とクレームのはざまの修復作業-」
モスタファ・アブデルファッターハ
15:35-16:20 「階段ピラミッドの保存と修復に関する検討」
アシュラフ・ユーセフ
16:30~ 17:30 パネルディスカッション

2月28日(日) 「各国の文化財保護の現状と国際的なかかわり」
10:00-  開会の挨拶
10:10-10:50 「ポーランドの壁画」
ラファオ・クーン
10:50-11:30 「バハレーンの考古遺産」
サルマン・アルマハーリ
11:30-12:10 「シリアの文化遺産の悲劇-現在の状況とこれから-」
ユーセフ・カンジョウ
12:10-13:30 休憩
13:30-14:10 ポスターセッション
14:10-14:50 「敦煌石窟壁画の修復材料および技術」
蘇伯民
14:50-15:30 「大エジプト博物館保存修復センター(GEM-CC)の人材育成のための国際協力事業」
松田泰典
15:30-16:00 ベリーダンス演舞
(関西大学ベリーダンスサークル Belly Divas)
16:00-17:30 パネルディスカッション 閉会の挨拶

会場:関西大学大学院棟 尚文館1階 マルチメディアAV教室
同時通訳あり
セミナーへの参加は予約不要・無料となっております。

エジプト学やエジプト文化財の修復に関心をお持ちの多数の方の参加をお待ちしております。

詳細につきましてはこちらをご覧ください。

2016/1/26

国際シンポジウムのご案内

2016年2月27日(土)・28日(日)に、関西大学にて、当研究センター主催の国際シンポジウム「世界の文化財保護~地域に根ざした活動と課題~」を開催いたします。
シンポジウムでは、エジプト、サッカラの文化遺産と他国の文化遺産の保護に関する現状、最新の動向などについて紹介し、議論を行う予定です。

「世界の文化財保護~地域に根ざした活動と課題~」
日時:2016年2月27日(土)・28日(日)
場所:関西大学大学院棟
尚文館1階 マルチメディアAV大教室
※事前申込不要

シンポジウムのポスターはこちらをご覧ください。

2016/1/23

「第2回 エジプト学・文化財研究セミナー」プログラム変更のお知らせとお詫び

本日1月23日(土)および24日(日)開催の「第2回 エジプト学・文化財研究セミナー」について、プログラムの変更とお詫びを申し上げます。
1月24日(日)10:40~12:10に予定しておりましたムスタファ・カリーファ氏の講演ですが、やむをえない事情により、ムスタファ氏が急遽帰国の途につかれる予定となり、ムスタファ氏の講演は中止となりました。
その他の講演につきましては、プログラムの通りとなります。
直前のプログラム変更となったことを深くお詫び申し上げます。

2016/1/19

当研究センターでは、2015年12月12日(土)から2016年1月9日(土)にかけて、全3回の集中講座「中期エジプト語講座 中級」を開講いたしました。

当研究センター長の吹田浩氏(エジプト学・エジプト社グループ)が講師を務め、「シヌへの物語」や「雄弁な農夫の物語」といった古代エジプトの文学作品に対して、初級で身に着けた知識を基にして文章を読み進めるとともに、当時の文化や社会をうかがうことができました。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/12/22

「平成27年度 文化財保存修復セミナー」のご案内

当研究センターでは、2016年2月20日(土)から2月26日(金)にかけて、平成27年度 文化財保存修復セミナーを開講いたします。
本セミナーでは、文化財に興味や関心をお持ちで、文化財科学を中心に国際協力などを多面的に学びたいという方に向けて、文化財の修復や保全の第一線で活躍している研究者・技術者など一流の専門家を講師としてお招きし、本格的な講義を行います。今回のセミナーでは、取り扱う分野を前年度からさらに広げ、現場講義や修復作業の基本となる簡単な実習も行います。
学生や社会人の方でさらに深く文化財の修復や保全について学びたい方、既に文化財に携わる職にある方で、あらためて総合的に学びたい方は、この機会に是非ご参加ください。

セミナーの詳細や応募については こちら をご覧ください。

2015/12/11

「第2回 エジプト学・文化財研究セミナー」のご案内

当研究センターでは、2016年1月23日(土)から24日(日)にかけて、「第2回 エジプト学・文化財研究セミナー」を開催いたします。このセミナーでは、カイロ大学考古学部の研究者8名による、エジプト学とエジプト文化財保存についての研究報告を行います。来日する予定の研究者は以下の通りです。

開催日時:
1月23日(土) 保存修復
①10:40-12:10 サルワ・ガードエルカリーム
「考古資料としてのガラスの劣化と保存に関する一研究」
②13:00-14:30 ワフィーカ・ノスヒー・ワフバ
「パピルス紙と写本資料の保存処置」
③14:40-16:10 エルサイード・マフムード・エルバンナ
「国際憲章と国際会議における歴史地区の保存」
④16:20-17:50 ゴマー・アブデルマクスード
「考古資料としてのミイラの保存処置を目的とした実験と応用研究」

1月24日(日) エジプト学
①10:40-12:10 ムスタファ・カリーファ
「先史およびエジプト初期王朝時代の狩猟場面」
②13:00-14:30 ザケーア・ザキ・ガマールッディーン
「王家の示威行為とその歴史的背景」
③14:40-16:10 スライマーン・エルワヘリー
「古代メソポタミアの円筒印章に見る神へのとりなしの祈り」
④16:20-17:50 モハセン・ネグメルディーン
「エジプトの軍事会議―ヒクソス時代、トトメス3世時代、ラメセス2世時代―」

会場:関西大学国際文化財・文化研究センター 実験・講習室
使用言語:英語
セミナーへの参加は予約不要・無料となっております。

エジプト学やエジプト文化財の修復に関心をお持ちの多数の方の参加をお待ちしております。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/11/20

2015年6月に、日本防菌防黴学会の創立40周年を記念して、『菌・カビを知る・防ぐ60の知恵―プロ直伝!防菌・防カビの新常識』(日本防菌防黴学会編、化学同人)が出版されました。

本著には、当研究センターの土戸哲明氏(科学技術グループ)、高鳥浩介氏(科学技術グループ)らも執筆協力しています。

2015/11/20

当研究センターでは昨年度に引き続き、2015年10月10日(土)から11月7日(土)にかけて、全4回の集中講義「中期エジプト語講座 初級」を開講しました。

当研究センター長の吹田浩氏(エジプト学・エジプト社会グループ)が講師を務め、2015年12月から開講予定の「中期エジプト語講座 中級」に向けて、中期エジプト語の基礎について講義が行われました。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/11/6

国際シンポジウムのご案内

2016年2月27日(土)から28日(日)に、関西大学にて、当研究センター主催の国際シンポジウム「世界の文化財保護~地域に根ざした活動と課題~」を開催いたします。
シンポジウムでは、エジプト、サッカラの文化遺産と他国の文化遺産の保護に関する現状、最新の動向などについて紹介し、議論を行う予定です。

「世界の文化財保護~地域に根ざした活動と課題~」
日時:2016年2月27日(土)、28日(日)
場所:関西大学大学院棟
尚文館1階 マルチメディアAV大教室
※事前申込不要

シンポジウムのポスターはこちらをご覧ください。

2015/10/22

2015年10月17日(土)から18日(日)に、北海道大学にて日本オリエント学会第57回大会が開催され、当研究センター長の吹田浩氏(エジプト学・エジプト社会グループ)が「関西大学国際文化財・文化研究センターの活動」というタイトルでポスター発表を行いました。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/10/9

浜本隆志氏(国際文化グループ)が2015年9月に、『欧米社会の集団妄想とカルト症候群』(編著、明石書店)を出版しました。

本著には、当研究センターの柏木治氏(国際文化グループ)、森貴史氏(国際文化グループ)らも分担執筆しています。

2015/10/8

「中期エジプト語講座 中級」のご案内

当センターでは、2015年12月12日(土)、19日(土)、2016年1月9日(土)に、「中期エジプト語講座 初級」を受講した方や古代エジプト語の学習経験がある方を対象として、全3回の「中期エジプト語講座 中級」を開講します。

この講座では、「シヌヘの物語」や「雄弁な農夫の物語」などの文学作品の読解を行う予定です。

社会人・学生の方で関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/10/2

2015年9月20日(日)に関西大学で日本物理学会2015秋季大会市民科学講演会「科学技術と私たちのくらし」が開催されました。

当研究センターからは、センター長の吹田浩氏(エジプト学・エジプト社会グループ)が講演「古代エジプト文明の技術」を行いました。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/10/2

2015年9月、バハレーン王国にて「2015年度バハレーン調査」を実施しました。

この調査では、バハレーンの様々な時代の遺跡や神殿を数多く見学し、それぞれの文化財の現状や活用状況を実見しました。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/10/2

2015年8月、エジプト・サッカラにて「2015年度エジプト現地調査」を実施しました。

この調査では、前回の調査でおこなった薬剤試験の結果の確認や、現地の修復家との議論を中心とした活動に取り組みました。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/9/18

2015年9月14日(月)から16日(水)にかけて、関西大学にて、国際シンポジウム「イスラムと国際社会」が開催されました。

16日(水)には、当センター長の吹田浩氏(エジプト学・エジプト社会グループ)が、2011年のエジプト革命やそれ以後のエジプト情勢、革命が文化財へ与えた影響などについて報告を行いました。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/9/14

特別講演のご案内

当センターでは、2015年9月18日(金)に、ハーニー・アボエルアズム氏(エジプト考古省外国隊部門、パーマネント・コミッティー総局長)による特別講演「エジプトにおける近年の考古学の発見」を開催いたします。

「エジプトにおける近年の考古学の発見」
日時:2015年9月18日(金) 10:30-12:00
場所:関西大学国際文化財・文化研究センター 実験・講習室(総合研究室棟2F)
使用言語:英語のみ
※事前申込不要

詳細はこちらをご覧ください。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

2015/9/1

2015年8月26日(水)から29日(土)にかけて、「2015東アジア文化遺産保存国際シンポジウム in 奈良」が開催されました。

このシンポジウムは、東アジア地域における文化遺産保存修復技術の向上と、文化的・歴史的背景を共にする東アジア地域の文化的交流を目的として開催されました。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/8/7

2015年7月29日(水)から31日(金)まで、当センター研究員の澤田正昭氏(文化財修復グループ)が集中講義「文化財科学研究A」の前期講義を行いました。

講義では、文化財科学の概要や保存修復に関する基礎知識を学び、文化財および文化遺産の保存と活用に関する理解を深めることを目的に、多くの事例と最新の動向が紹介され、みな興味深く講義を受けました。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/7/27

国際シンポジウム「イスラムと国際社会」のご案内

2015年9月14日(月)から16日(水)に、関西大学主催の国際シンポジウム「イスラムと国際社会」が開催されます。
3日目の16日(水)には、当研究センター長の吹田浩氏(エジプト学・エジプト社会グループ)、ハーニー・アフマド氏(エジプト考古省外国隊部門、パーマネント・コミッティー総局長)、前田耕作氏(和光大学)による報告「世界遺産および文化遺産の保護」が行われます。

日時:2015年9月14日(月)~16日(水) 13:00-18:00
場所:関西大学 千里山キャンパス
尚文館1階 マルチメディアAV大教室
使用言語:日本語および英語(同時通訳つき)

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/7/15

「東アジア文化遺産保存国際シンポジウムのご案内」

2015年8月26日(水)から29日(土)に、「2015東アジア文化遺産保存国際シンポジウム in 奈良」が開催されます。

このシンポジウムでは、日本、中国、韓国を中心とした東アジアの文化財保存修復の専門家が集まり、最新の調査研究成果の発表と討議を通じての文化交流が行われます。
専門家会議や日本人専門家修理現場見学会、外国人専門家エクスカーションに加えて、
8月29日(土)には一般公開講演会も行われます。

詳細は「2015東アジア文化遺産保存国際シンポジウム in 奈良」のホームページをご覧ください。

シンポジウムのリーフレットはこちらからもご覧いただけます。

文化遺産や保存修復、異文化理解にご関心をお持ちの方は、この機会に是非ご参加ください。

2015/7/8

「中期エジプト語講座 初級」のご案内

当センターでは、昨年に引き続き「中期エジプト語講座 初級」を開講します。

この講座では、古代エジプト語の基礎となる「中期エジプト語」の文法を基本から習得することができます。また、今年度の冬に開講される「中級」講座の基礎固めにもなります。

社会人・学生の方で関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/5/25

2015年5月25日(月)より、当センターホームページにて、「エジプトの文化財」を掲載しています。本ページでは、エジプトの文化財が晒されている現状や、文化財に関するコラムなどを、普段日本語にはなかなか翻訳されにくいアラビア語の記事の要約を通じて、紹介していきます。

エジプト学に興味のある方、文化財の保存について学んでいる方、学ぼうとされている方に向けて、ありのままのエジプトの文化財の現状をお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/4/22

2015年4月22日(水)、当センターHPに新しく、文化財・文化遺産に関するニュースや情報をお知らせするページ「文化財の現在(いま)~発見、保存・修復そして破壊、世界の文化財に今、何が起きているのか~」をつくりました。国内国外における文化財・文化遺産に関する様々なニュース、ユネスコなど国際機関の活動の紹介、また文化財・文化遺産に関する学会やシンポジウム、研究会などの情報をご紹介したいと思います。

文化財保護に興味のある方、これから文化財のことを勉強したいと考えている方に、もっと関心をもっていただけるような記事をピックアップしていきますので、ぜひご覧ください。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/3/23

2015年3月18日(水)、当センターは講演会「シリアの文化財とその現状 2015」を行いました。
本講演会では、シリア・アレッポ国立博物館前館長ユーセフ・カンジョウ氏をお招きし、現在シリアの文化財が置かれている状況、並びにそれらの保存・修復に向けてどのような取り組みが行われようとしているのか、といった詳細をお話しいただき、講演会後は熱い議論が交わされました。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/3/3

講演会のご案内

当研究センターでは、シリア・アレッポ国立博物館前館長のユーセフ・カンジョウ氏をお招きし、講演会を開催いたします。

「シリアの文化財とその現状 2015」
日時:平成27年3月18日(水) 13:00-14:00
場所:関西大学国際文化財・文化研究センター 実験・講習室(総合研究室棟2F)
使用言語:英語のみ
※参加申込不要

詳細はこちらをご覧ください。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

2015/3/2

2015年3月1日(日)に当センターは、公開シンポジウム「天空の古代都市『マチュピチュ遺跡』を護れ」を開催しました。ペルーからマチュピチュ遺跡保護管理の専門家、ピエダッド・チャンピ氏とグラディス・ファルパリマチ氏をお招きし、マチュピチュ遺跡に関する最新の研究成果の報告を行いました。
あわせて、当センターのメンバーを含む日本人研究者が現地での研究成果を発表し、その後、ペルーと日本の研究者によるパネルディスカッションが行われ、世界遺産マチュピチュの今後あり方を巡って活発に議論しました。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/3/1

当センターでは昨年度に引き続き、「文化財保存修復セミナー」を2015年2月22日(日)から3月1日(日)にかけて開催しました。
文化財関係を学ぼうとする大学生や文化財保護に強い関心を持ち、学ぼうとする一般社会人の方々を対象に、既に現場で活躍している研究者や技術者など、一流の専門家を講師陣に迎えて講義が行われました。今年は、新たに簡単な実習も行われ、実践的なセミナーとなりました。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/1/30

2015年1月28日(水)から1月30日(金)にかけて、関西大学大学院にて、当センター研究員の沢田正昭氏(文化財修復グループ)が集中講義「文化財科学研究」(秋学期)を行いました。
この講義は、文化財の保存修復に関する自然科学的な基礎知識を学び、保存修復の実例から、保存修復技術への応用についての理解を深めることを目的としています。

詳細はこちらをご覧ください。

2015/1/17

当研究センターでは、2014年12月13日(土)から2015年1月17日(土)にかけて、全4回の「中期エジプト語講座 初級」の集中講義を開講しました。
当研究センター長の吹田浩氏(エジプト学・エジプト社会グループ)が講師を務め、中期エジプト語の基礎知識について講義を行いました。

詳細はこちらをご覧ください。