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政策創造学部主催 客員教授講演会&討論会 「国際開発におけるガバナンスの課題」が 盛況裏に開催されました! |
July 04, 2008 |
去る2008年6月30日(月)に、関西大学第1学舎5号館E401教室にて、学部主催講演会が
実施されました。今回の講演では、本学客員教授・フランシス・フクヤマ先生をお招きして、
「国際開発におけるガバナンスの課題」を論題に、講演していただきました。
最近の25年間において、ガバナンスに重要な改善が見られた発展途上国はラテン・アメリカ
である。行政サービスが国民により近いところで受けられるようになり、予算関連制度の
質的改善が90年代半ば以降見られるようになった。またEUは加盟手続きの際、ガバナンスの
改善に関する評価基準を設けているほか、世界銀行がCPIAというガバナンスに関する指標を
作っており、ガバナンスの質を定量的に計測しようとしている。
しかし、ガバナンス導入に関する失敗例も存在している。改革の初期段階では中央銀行や
財務省の改革など、達成可能な成果を容易に手に入れることはできるが、司法制度や教育など
の改革では煩雑な事務処理が発生し、公的部門の活動の専門性が停滞するような場合もある。
また、ヨーロッパやデンマークのような近代的な制度をソマリアやアフガニスタンなど貧しい国に
移転することは困難であり、制度を各国の実情に合わせて適用していくことが重要である。
ガバナンスを考えるためには、開発における経済・政治・社会の次元をより良く統合していくことが
今後の課題である。
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講演中のフランシス・フクヤマ先生
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講演中の様子
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講演後、300人を超える本学学生から質問が出され、ガバナンスの認識をめぐりより一層の
議論が深められ、会場は大いに盛り上がりました。さらに翌日7月1日(火)にもこのテーマで
フランシス・フクヤマ先生(政策創造学部客員教授)、峯 陽一先生(大阪大学准教授)、
安武 真隆先生(政策創造学部教授)奥 和義先生(政策創造学部 副学部長)による
討論会が行われました。
今後も、政策創造学部では、国際開発の諸問題を取り上げた講演会を実施していきます。
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討論会中の先生方
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討論会中のフランシス・フクヤマ先生
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