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政策創造学部専任教員による FD(Faculty Development)研究会の概要を紹介します! |
December 01, 2007 |
政策創造学部では、学部の教育理念・目的をたえず再確認しつつ、その具体化を専任教員全員で考えて いくための研究会としてFD(Faculty Development) 研究会を継続的に開催しています。今回はその研究会 での論議の概要を以下簡単に情報発信します。
政策創造学部は、国際社会に活躍しうる豊かな知識と行動力を持った人材育成を目指しています。そのためには、高度な学術的知識を身につけるだけでなく、「自ら情報を分析し実践する能力」が必要とされます。そのために本学部では、初年次から卒業にいたるまで、政治経済分野の諸問題について広く学ぶことを目標として、「スパイラルアップ型の少人数教育制度」を導入しています。
本学部は、独自の試みとして、FD研究会を定期的に実施し活発な論議を続けています。これは、専任スタッフが教育方法や実践例を題材にして議論することを通じて、学部教育システムのさらなる充実を図ろうとするものです。
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第Ⅰセメスター配当「導入ゼミ」授業風景
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第1期生を迎えた本年4月に実施した研究会では、導入ゼミの教育目標である「読み・書き・話す」という自己表現能力の向上を実現するためのガイドラインを確認しました。それに続くFD研究会で、各教員が指導実践例を報告し、教育方法を提案しあうことで、学生のニーズや学習到達度に応じた教育方法を模索しています。
また、本学部では、独自の教育システムとしてGPA(Grade Point Average)制度を導入しています。このシステムは、学生の成績をできるだけ客観的に評価しようとするだけではありません。学生自身が、自分の学習到達度や今後の課題を見つける確かな道しるべともなりうるものです。それに加えて本学部では、オフィスアワーを設けて、アカデミックアドバイザーが学生への学習アドバイスを定期的に実施しています。このことで、GPA制度のよりいっそうの充実を図っているのです。
今後、FD研究会では、「導入ゼミ」、それに続く「専門導入ゼミⅠ・Ⅱ」、「専門演習Ⅰ・Ⅱ」を通じて、学生への教学指導をさらに充実させるべく議論を進めていきます。それは、各担当教員が、学生個人へのコミュニケーションを深めていくことで、各学生が充実したキャンパスライフを送れるようサポートしようとするものなのです。

「スパイラルアップ型のゼミナール教育体系概念図」
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