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政策創造学部 主催講演会 「“ものづくり”が日本の求心力-その中心に ICTがある」が 開催されました! |
December 11, 2007 |
去る2007年12月7日(金)に、関西大学第1学舎5号館E501教室にて、学部主催
講演会が実施されました。秋学期を迎えて2回目の本講演では、「“ものづくり”が日
本の求心力-その中心にICTがある」と題して、秋草直之氏(富士通代表取締役会
長 本学客員教授)にご講演頂きました。
21世紀を迎えた現代においても、日本は製造業に高い競争力を有しており、その
強化にエレクトロニクスが果たす役割は益々高まっています。それを踏まえて秋草氏
は、エレクトロニクスが、運輸・医療・家電・自動車産業などへの産業連関効果を生み
出し、製品の付加価値を大いに高めうることを、詳細なデータに基づいて紹介されまし
た。
これからのものづくりには、ICT(Information and Communication Technology )
が必要とされます。それは、情報技術の発展だけを指すのではありません。つまり、
異業種間のコラボレーションや暗黙知の共有、そしてチームワークの重要性が高まっ
ているのです。インフォーマルな情報の共有を可能にする、いわば「長屋経営」的な
環境作りこそが、新しい商品を生み出す土壌なのです。
最後に秋草氏は、グローバル社会のなかで、強い信念と自信をもつことの必要性
を強く主張されました。このことで、会場を埋め尽くした200名を超える学生達は、
自身の将来像をはっきりと思い描けたことでしょう。
今後も、本学政策創造学部は、政治・経済分野を広く学ぶ機会を提供していきます。
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