去る12月17日(日)に、関西大学百周年記念会館大ホールにおいて「東アジアにおける対話と共同
―その課題と可能性―」をテーマに、開設記念シンポジウムが盛況裏に開催されました。
600名を超える聴衆の中には、一般の方々はもとより、本学学生・院生、学内教職員等の本学関係
者をはじめ、近隣の進学実績高校教員や来春政策創造学部に1期生として入学が決定している現
役高校生他も含まれ、熱気に包まれたシンポジウムとなりました。
このシンポジウムでは、地球市民の育成を目指す新学部の精神を生かすべく、日米両国の国際関
係・政策立案における第一人者をお招きし、多面的に論じていただきました。
パネリストは、ジョンズ・ホプキンス大学の教授で、関西大学客員教授でもあるF.フクヤマ氏、国際
問題アドバイザー(岡本アソシエイツ代表)の岡本行夫氏、政策創造学部教授就任予定者で、政
府「教育再生会議」メンバーでもある白石真澄氏の3氏で、パネルディスカッションに先立った2つの
基調講演を基に、安武真隆コーディネーター(政策創造学部教授就任予定者)による論点整理を踏
まえた上で、活発な議論が繰り広げられました。
フクヤマ氏の基調講演では、「北東アジアの安全保障に向けた新しい多国間アプローチ」と題して、
同氏の著書である『アメリカの終わり(America at the Crossroads)』の内容に即した講演を英語(同
時通訳付き)で語っていただきました。
また、岡本氏の講演では、「日本と東アジアの新しい関係」をテーマに、21世紀日本外交の基本戦
略に関して、とりわけ日中関係を視野に入れながら、「東アジアにおける対話と共同」の可能性を、
日本(政府や市民一人ひとり)が探るにあたっていかなる視座が必要とされるのか、克服すべき障
害とは何か、などについて、若い世代や一般市民を意識した、かつ、中長期的視座に立脚した提
言をいただきました。
今回のシンポジウムの開催によって、広く社会一般および本学政策創造学部に大いなる期待を寄
せられている皆様に、本学部の理念と目的が認識いただけたと思います。
なお、このシンポジウムの内容は、本年12月31日付けの『読売新聞大阪本社版朝刊』に掲載され
ました。

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