賞の概要

益社団法人日本都市計画学会関西支部が主催する「関西まちづくり賞」とは2022年度で第25回を数える関西の歴史ある賞で、関西におけるまちづくりおよび都市計画の進歩・発展に資することを目的として、故仙石泰輔氏ならびに故田中孝男氏のご遺族からのご寄付を基金として設けられたものである。
関西初のCMR・ECI手法を用いて整備したホール、図書館、公民館、公園機能が複合化する「やぶ市民交流広場YBファブ」において、木下光及び建築学科都市設計研究室は、発注者である養父市、設計者である株式会社佐藤総合計画、施工者である株式会社鴻池組、CMRである阪急コンストラクションマネジメント株式会社、音楽プロデューサー横守稔久氏（CM委員会委員）等と協働し、CM委員会の委員として、このプロジェクトの計画・設計・施工を統括しただけでなく、竣工後の運営を通して養父市のまちづくりの核として、どのようにこの複合公共空間を活かすかを実践し、今も継続して取り組んでいる。