理工学研究科　山内翔太さんが化学工学会において反応工学優秀発表賞を受賞｜表彰・受賞一覧（学生）

理工学研究科　山内翔太さんが化学工学会において反応工学優秀発表賞を受賞

氏名

山内　翔太

所属

理工学研究科　ソーシャルデザイン専攻　エネルギー・環境工学分野（プロセスデザイン研究室）

受賞年日

2014年09月17日

大会・団体名

化学工学会　第46回秋季大会

受賞名

反応工学優秀発表賞

研究テーマ等

促進酸化法を用いた水中の医薬品類の分解処理技術の開発

賞の概要

　近年、高度医療化や少子高齢化に伴って医薬品類による水環境汚染が懸念されている。排出される濃度は低濃度で直接ヒトに影響はないとされているが低濃度ながら長期間にわたって排出されることによって薬剤の聞かない薬剤耐性菌の出現や飲料水への混入などが懸念されている。現在の一般的な処理方法である生物処理方法では医薬品類の完全分解が困難であるため近年更なる処理方法として促進酸化法が注目されている。本研究では病院などに設置することを想定した小型で省エネルギーな促進酸化装置の開発及び性能評価を行い、さらなる性能向上を検討した。

＜化学工学会について＞
　当学会は主に反応工学、分離プロセス、基礎物性、熱工学など化学工学全般に関する研究発表を行う学会である。研究件数は口頭発表約500件、ポスター発表200件であった。