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12.09.17

BLSPリーダーシップ力測定結果(2011年度生のつづき)

 2011年度生のBLSPリーダーシップ測定結果の続報です。今回は、2012年4月に集計した結果です。

 測定結果に先立ち、各項目も説明は以下の通りです。

 

各項目の説明

1 変革型リーダーシップ(Transformational leadership)

カリスマ(Idealized influence attributed)

 フォロワーに自らが所属する集団に対してプライドを持つように、そして、リーダーに対して尊敬の念を持つように促して、リーダーへの同一化を働きかけること。

 

理想化された影響(Idealized influence behavior)

 リーダーが、信頼できて精力的なロールモデルとなる人物であるとフォロワーに表明すること。

 

鼓舞する動機付け(Inspirational motivation)

 ビジョンを構築して表明することで、リーダーが集団の将来的発展に対する自信と熱意を示す。

 

知的な刺激(Intellectual stimulation)

 リーダーがフォロワーに対して、確立された問題解決の手法に疑問を持たせるようにして、気づきを促すこと。

 

個別的な配慮(Individualized consideration)

 個々のフォロワーのニーズを理解して、能力を認め、各々のフォロワーに権限移譲すること。

 

2 交換型リーダーシップ(Transactional leadership)

業績主義の報酬(Contingent reward)

 リーダーがフォロワーに期待することと、その見返りにフォロワーが受け取るものからなる社会的交換関係を定義すること。

 

例外による管理(Active management-by-exception)

 現状の業績水準を維持するために間違いや問題または不平不満がないか注意すること。

 

例外による管理(Management-by-exception passive)

 問題が深刻になった後に問題に介入すること。

 

3 非リーダーシップ(Nonleadership)

 放任主義的リーダーシップ(Laissez-faire)

 リーダーシップ行動が欠如した状態。

 

 測定結果は、以下の通りです。全般的に数値が伸びているのが興味深いです。ポジティブな項目が伸びているのは、リーダーシップに関する自己評価が上がったことを意味します。これは、BLSPプログラムの効果が認められます。


 一方、ネガティブな項目も上がっているのは、不思議な傾向ですが、自己評価が良くも悪くも敏感になったと解釈できます。

 これらの結果の背景にあるのは、就職活動の経験を通じて、自己をより深く見つめるようになったことがあると思います。


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