【報告】第7回関西大学丸の内ゼミナール「街づくりに向けたブランディング-エリアや空間の価値共創と魅力発信-」(2月18日)
◆セミナー内容はこちら◆
2/18(金)16:00~東京センターにて、第7回関西大学丸の内ゼミナールを開催しました。
(共催:一般社団法人ブランド戦略経営研究所/後援:関西大学東京経済人倶楽部)
テーマは「街づくりに向けたブランディング-エリアや空間の価値共創と魅力発信-」。
3名の講師による講演のあと、関西大学名誉教授の陶山先生のファシリテートによるパネルディスカッションが行われ、会場30名、オンライン50名の計80名の参加者が耳を傾けておられました。
〇第1講〇
「心が動くまちづくりが魅力価値を高める
-めざすのは新しいパブリック-」
―京阪ホールディングス株式会社 取締役専務執行役員/上野 正哉 氏
〇第2講〇
「地方都市創生のキーファクター
■公共空間の利活用
■ローカルファーストによる地域経済循環
■日常の豊かな暮らしの追求」
―株式会社商い創造研究所代表取締役・
株式会社賑わい創研代表取締役/松本 大地 氏
〇第3講〇
「スイーツ店を地域資源として再発見する地域活性化
-神戸市ひがしなだスイーツめぐりの事例-」
―甲南大学ビジネス・イノベーション研究所長・経営学部教授
兵庫県立大学 大学院減災復興政策研究科 客員教授/西村 順二 氏
〇パネルディスカッション〇
〇結び〇
関西大学東京経済人倶楽部運営委員
JLLモールマネジメント株式会社取締役会長/大津 武 氏
▼オープニングスピーチ/陶山氏
▼第1講/上野 正哉 氏
▼第2講/松本 大地 氏
▼第3講/西村 順二 氏
▼パネルディスカッションの様子
▼結び・閉会挨拶/大津 武 氏
地域がそれぞれの価値や特長を活かし、持続的に成長しながら、他地域とも交流や共生を通じて価値を共創する、そうした"地域コミュニティ"を創生するためには何が必要なのか?
「しごと」が「ひと」を呼び、「ひと」が「しごと」を呼び込む好循環、それを支える「街」に活力を取り戻す上で何が必要になるのか?
またその中でブランディングや流通・マーケティングはいかなる役割を果たすのか?
これらについて考える機会となりました。
ご登壇いただきました3名の講師の先生方、そして参加者の皆様、どうもありがとうございました。
°˖✧˖°✧セミナー内容°˖✧˖°✧
日時 |
2022年2月18日(金) 16:00~19:00 (受付開始15:30~) |
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場所 |
◆会場受講 (千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー9階) または ◆ZOOMによるLIVE配信 |
参加費 |
●4,000円 ●以下に該当する方は無料でご参加いただけます。 ◇「関西大学東京経済人倶楽部 会員」 ◇「30歳未満の関西大学卒業生」 ◇「関西大学学生」 ◇「ブランド戦略経営研究所会員およびその紹介者 |
お申込 |
こちらの申込フォームよりお願いいたします。 |
お問合わせ |
関西大学東京経済人倶楽部事務局 (関西大学東京センター内) |
時間 | 内容 |
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16:00 |
オープニングスピーチ 陶山 計介 関西大学名誉教授 一般社団法人ブランド戦略経営研究所 理事長 |
16:10 ~16:45 |
第1講 「パブリック空間の価値を高める街づくり & オーガニック事業」 上野 正哉 氏 京阪ホールディングス株式会社 取締役専務執行役員 「えきから始まるまちづくり」プロジェクトを例に、今や駅が、人が集まる拠り所となるパブリックスペースへと変貌し、沿線の価値向上に貢献している現状と、街づくりにも通じる、オーガニック事業の取り組み。 |
16:45 ~17:20 |
第2講 「地方都市創生を実現する街と商業施設との融合」 松本 大地 氏 株式会社商い創造研究所代表取締役 株式会社賑わい創研代表取締役 経済的価値と社会的価値が両立した地方都市創生を実現するには、どのような視点、手法、開発、運営が求められているのか。 ジャズセッションのようにそれぞれのプレイヤーの音がフュージョンし、響きあい生まれる融合こそが、商業施設と街に新たな価値を創造する。 |
17:20 ~17:55 |
第3講 「地域資源の再発見と深耕化による地域ブランド作り ―神戸のスイーツバスめぐりの事例」 西村 順二 氏 甲南大学ビジネス・イノベーション研究所長・経営学部教授 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科 客員教授 |
17:55 ~18:05 |
休憩 |
18:05 ~18:55 |
「パネルディスカッション・Q&A」 <パネリスト> 上野 正哉 氏、松本 大地 氏、西村 順二 氏 <ファシリテータ> 陶山 計介 |
18:55 ~19:00 |
閉会挨拶 大津 武 氏 関西大学東京経済人倶楽部運営委員 JLLモールマネジメント株式会社 取締役会長 |
profile | |
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上野 正哉 氏 京阪ホールディングス株式会社 取締役専務執行役員 1982年京阪電鉄(現京阪ホールディングス)入社。 京阪モール(大阪・京橋)リニューアルで"駅を変える、街を変える"をテーマに、京阪三条駅では"外から見た京都"をコンセプトにKYOUENをオープンさせ、KUZUHAMALLの全面建替えでは、"街と商業のバリューアップ"を行う。 京阪流通システムズでは、PM事業を立ち上げ、京阪沿線外での商業ビルのPM業務を数々受託。 日本百貨店協会理事、日本SC協会理事、京都大学サービスMBA学外委員を務める。 |
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松本 大地 氏 株式会社商い創造研究所 代表取締役 株式会社賑わい創研 代表取締役 1952年神奈川県湯河原町生まれ。 大学卒業後、山一證券、鈴屋、丹青社にて金融、小売、空間創造に携わり、丹青社にてマーケティング研究所所長を経て、2007年に商い創造研究所を設立。 マーケティング、プランニングから業態開発、プロデュース業務を推進。 その領域は先端のショッピングセンターから都市構想、地方再生まで及ぶ。 経産省コト消費づくり委員、和歌山市、小田原市、鎌倉市、射水市、URアドバイザー、ローカルファースト研究会理事などに就任。 2018年新たな商業開発や街づくり、官民連携を研究開発する(株)賑わい創研を95社の会員で設立し代表取締役に就任。 米国オレゴン州ポートランドのライフスタイルやヨーロッパの街づくり研究から、大学やファッション専門校での講義の他、著書「最高の商いをデザインする方法」や日経MJ「探訪新ライフスタイル」、商業施設新聞「商いの新しいものさし」繊研新聞「繊研教室」連載など、常に新たな時代潮流を発信する。 |
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西村 順二 氏 甲南大学ビジネス・イノベーション研究所長 経営学部教授 兵庫県立大学 大学院 減災復興政策研究科 客員教授 神戸大学経営学部商学科卒業。同大学院経営学研究科博士前期課程修了、福山大学助手、神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。 福山大学専任講師、甲南大学助教授、英国リーズ大学・英国エディンバラ大学客員研究員を経て現在に至る。 この間、甲南大学国際交流センター所長、同学長補佐、同フロンティア研究推進機構長、同経営学部長、同副学長等を歴任。 現在、日本学術振興会産業構造・中小企業第118委員会委員、神戸市大規模小売店舗立地審議会会長、神戸市都市計画審議会委員、西宮市産業振興審議会委員、朝来市地方創生会議会長、朝来市観光基本計画評価委員会会長、堺産業懇話会会長、(公財)神戸市産業振興財団評議員、(一財)神戸市学校給食会評議員 等を務める。 近著 単著『マーケティングとSNSのミカター地方創生への処方箋』中央経済社、2021年。 共編著『地域創生マーケティング』中央経済社、2021年。 |
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陶山 計介 関西大学名誉教授 一般社団法人ブランド戦略経営研究所 理事長
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