式典・シンポジウム
- 記念式典
- 10:00~10:20
- シンポジウム
- 10:30~12:30
1886年11月4日、本学の前身である関西法律学校は、大阪西区京町堀の願宗寺において開校しました。その後、専門学校令に基づく私立学校にも帝国大学と同等の資格を認める大学令が公布されたことを機に、山岡順太郎のリーダーシップの下で大阪財界の支援を得て、1922年6月5日、念願の大学昇格を果たしました。
本学にとって1922年は、大学昇格をはじめ、教育・研究活動の理念である「学の実化」の提唱、今日まで歌い継がれる「学歌」の制定、現在のメインキャンパスである千里山学舎の開設など、今日の関西大学の礎を築いたメモリアルイヤーです。
それから100年となるこの記念すべき日に、記念式典並びにシンポジウム「大大阪の誕生と旧制関西大学の出発-山岡順太郎と学の実化-」を開催します。
プログラム
記念式典
ご挨拶
学校法人関西大学
理事長 芝井 敬司
関西大学
学長 前田 裕
学歌静聴
作曲者山田耕作が歌唱、録音したSPレコードを鑑賞します
シンポジウム
大大阪の誕生と旧制関西大学の出発-山岡順太郎と学の実化-

司会・コーディネーター
市原 靖久 関西大学 法学部 教授基調講演「大大阪の誕生」10:30~11:20
橋爪 紳也 大阪公立大学 研究推進機構 特別教授、 大阪公立大学 観光産業戦略研究所長

パネルディスカッション11:30~12:30
パネリスト

大阪公立大学 観光産業戦略研究所長





山岡順太郎
大阪商船(現在の商船三井)、大阪鉄工所(現在の日立造船)など数多くの会社の社長・役員等を務め、1917年から1921年まで大阪商業会議所会頭。1920年、関西大学評議員に推挙され、1922年5月総理事に選任された。翌学長に選任される。千里山学舎建設、大学昇格などの大事業を遂行した関西大学中輿の祖。
学の実化
山岡順太郎が提唱し、以降、関西大学の教育研究活動の理念となっている学是。大学は教育研究に実社会の知識や経験を取り入れ、社会は大学の学術研究の成果を取り入れることによって、「学理と実際との調和」を求める考え方。