用途・応用分野
・道路・橋梁等のインフラストラクチャーのメンテナンスやモニタリング用電源
・自動運転におけるリアルタイムな道路状況のモニタリングおよび情報発信のための電源
・ウェアラブル・バイタルセンサ用の歩行発電
・自動運転におけるリアルタイムな道路状況のモニタリングおよび情報発信のための電源
・ウェアラブル・バイタルセンサ用の歩行発電
概要
■デバイスの構造
これまで開発されている振動発電デバイスの多くは共振型であり、入力の周波数が特定の周波数範囲外であれば、発電効率が顕著に低下してしまう構造であった。
この改善のため、本発電デバイスは、図2のような共振型/非共振型ハイブリッド構造とした[1]。これにより、数Hz程度の低周波から数kHzの高周波まで高い発電効率を確保することができる。
■今後の予定
これまで小型発電デバイスの試作・評価を終えた(図1)。今後は、実際の橋梁に設置し、振動による発電量の測定を行う。
解析から、直径20cm、高さ20 cm程度の大きさでも数ワット程度の発電が可能であると見積もっている。
上記は「研究・技術シーズ集」より抜粋した内容です。詳細につきましては「研究・技術シーズ集一覧」よりご確認ください。