有機汚染物質の低環境負荷な分解無害化を実現する触媒技術

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用途・応用分野

1)環境汚染物質の分解無害化による大気・水質浄化
2)殺菌・抗菌、消毒、漂白

概要

『フェントン反応』は、H2O2から生成する活性酸素種(・OH)により有機汚染物質を分解無害化できる(図1)。しかしそのほとんどは水溶液系触媒を使用しているため、触媒の分離・回収が困難であり、低環境負荷とはいえない。鉄系層状複水酸化物(Fe-LDH)は、高効率なフェントン反応を実現できる粉末触媒であることを見出した(図2)。LDHは、様々なアニオンを固定化できる性質も有している。Fe-LDHに適切な無機アニオン種を導入することで、有機汚染物質の極めて高効率な分解無害化に成功した。

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上記は「研究・技術シーズ集」より抜粋した内容です。詳細につきましては「研究・技術シーズ集一覧」よりご確認ください。
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