用途・応用分野
燃料電池用触媒や分子変換技術の触媒
ボンベフリー水素化、還元反応試薬
ボンベフリー水素化、還元反応試薬
概要
〔燃料電池用触媒や分子変換技術の触媒〕
クロスカップリング反応に対し、Ti-0.2Pd合金を用いると 、バルク形状でありながらも、高い触媒活性を示す。また、この合金触媒は、前処理(還元処理)無しに使用でき、操作性 、リサイクル性の面でも優れている。
〔ボンベフリー水素化、還元反応試薬〕水素吸蔵合金は原子状の水素を合金表面から放出することができるため、反応性の高い水素を反応に利用することができる。
水素吸蔵合金を用いて、表面に保護膜を形成させることで、水素を長期間合金内に留めることに成功した。上図の青線と赤線は溶液に浸漬していた時間と水素を放出する際の温度を示している。それぞれ、保存期間に依らず、ほぼ同じ温度で水素を放出することがわかる。
上記は「研究・技術シーズ集」より抜粋した内容です。詳細につきましては「研究・技術シーズ集一覧」よりご確認ください。