用途・応用分野
○有害イオン（陽イオン、陰イオン）を低濃度で含む排水や土壌の処理
○工場から大量に排出される副産物や廃棄物の有効利用
○工場から大量に排出される副産物や廃棄物の有効利用
概要
様々な金属酸化物や金属水酸化物、金属塩などを合成し、環境浄化分野での吸着剤として利用することを検討している。たとえば、ゼオライト、ハイドロタルサイト、エトリンガイト、シュベルトマナイトなどの無機合成を行っている。
得られた無機化合物を、排水や汚染土壌の処理を目的とする様々な有害イオンの除去・固定化材として適用することを目指している。
製鉄所から副生する鉄鋼スラグや石炭火力発電所から燃焼残渣として発生する石炭飛灰をはじめ、各種スラッジの焼却灰、アルミドロス、ダスト、鉱滓、石膏などを 吸着剤の出発原料に用いることができる。この種の「人工鉱物」の可能性について検討を行っている。
上記は「研究・技術シーズ集」より抜粋した内容です。詳細につきましては「研究・技術シーズ集一覧」よりご確認ください。
