用途・応用分野
•ドラッグデリバリーシステム
•タンパク質保護材料
•接着剤・塗料
•徐放材料
•タンパク質保護材料
•接着剤・塗料
•徐放材料
概要
一般的な界面活性剤では親水部として用いられるポリエチレングリコールを親油性部として用い、親水性の高いポリ(メタクリロイルオキシホスホリルコリン)とのブロック共重合体型水溶性界面活性剤を合成した。この水溶性界面活性剤を用いて水−クロロホルム二相系において、Water-in-oil型エマルション(W/Oエマルション)の形成に成功した。また、このエマルション表面にポリエチレングリコール膜を形成させて水中でも安定に分散可能な両親媒性ナノカプセルの調製に成功した。さらに、カプセル内に水溶性モデル薬物として、フルオレセインで着色したデキストランを内包し、還元環境で切断されるジスルフィド架橋をカプセル膜に導入することで、還元環境に応答した薬物放出制御にも成功した。
上記は「研究・技術シーズ集」より抜粋した内容です。詳細につきましては「研究・技術シーズ集一覧」よりご確認ください。