用途・応用分野
•医療デバイス表面の生理的機能化
•金属材料表面の生理的機能化
•高分子材料表面の機能改質
•細胞培養用基材へのペプチドなどの機能性分子の固定化
•金属材料表面の生理的機能化
•高分子材料表面の機能改質
•細胞培養用基材へのペプチドなどの機能性分子の固定化
概要
本技術は、基本アミノ酸の一種であるチロシンをアンカー分子として、生理活性ペプチドなどの機能性分子を金属や高分子などの基材表面に固定化するものである。チロシンを酸化させることで生じるキノンの高い反応性を利用し、基材の表面に機能分子を直接かつ関便に固定化できる。ステンレス鋼やチタンなどの医療用金属や、ポリテトラフルオロエチレンやポリエチレンテレフタレートなどの医療用高分子にフィブロネクチン由来ペプチドを固定化することによって、特定の細胞の接着のみを亢進させることに成功している。
架橋剤など他の分子を必要とせず、生体安全性に優れた機能性分子固定化方法である。また、幅広い基材に応用できることから、既存医療デバイスや細胞培養用基材の生理的機能化にも有用である。
上記は「研究・技術シーズ集」より抜粋した内容です。詳細につきましては「研究・技術シーズ集一覧」よりご確認ください。
