生理食塩水で固まるDNAヒドロゲル

  • 3. すべての人に健康と福祉を

用途・応用分野

・体液で瞬時に固化するインジェクタブルゲル
・DDS分野(体内や体表で機能する薬剤徐放デバイス)
・再生医療分野(3次元細胞培養基材など)

概要

PEGを担体としたDNAの液相合成法を活用して、PEGの両末端にデオキシグアノシンやシトシンを数塩基伸長したヒドロゲル調整用マクロモノマーを、グラムスケールで大量に調製する手法を開発した。さらにDNAの特殊な四重鎖構造を活用し、生理食塩水濃度NaKの添加、弱酸性へのpH化に応答して瞬時にゲル化する新しいヒドロゲル材料の開発に成功した。
自己修復性や、DNA配列を利用したゾルーゲル転移のプログラミング性、人工イクラのような自在な成形性に加えて、細胞毒性を一切示さず、生体に投与しても炎症も引き起こさない、非常に高い生体適合性をもつことが確かめられている。

nanotechnology51.jpg

上記は「研究・技術シーズ集」より抜粋した内容です。詳細につきましては「研究・技術シーズ集一覧」よりご確認ください。
nanotechnology51.jpg

同じSDGs目標を持つ取り組み事例

  • ../../common/images/activities/thum_seeds.jpg ../../common/images/activities/thum.gif

関連するニュース・イベント

  • ../../common/images/news/thum.gif

  • Japan. Committed to SDGs
  • SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS
  • 関西大学 関大研究力 研究まとめサイト
  • 関西大学 環境保全
  • 学生によるSDGsの取り組み

関西大学SDGsの取り組みに関する
お問い合わせ先

関西大学 KANDAI for SDGs推進プロジェクト事務局(学長課)
〒564-8680 大阪府吹田市山手町3丁目3番35号
TEL 06-6368-1121(大代表)

ページトップへ戻る