メイラード反応阻害剤

  • 3. すべての人に健康と福祉を

用途・応用分野

*糖尿病合併症もしくは加齢性疾患の治療の予防薬となるメイラード反応阻害剤
*飲食物の着色防止剤となるメイラード反応阻害剤
*化粧品や医療素材の着色防止剤となるメイラード反応阻害剤

概要


食品廃棄物をソックスレー抽出器を用いて、50~100重量倍の溶媒(水またはエタノール)で1~12時間連続抽出した。抽出溶液から凍結乾燥や減圧濃縮により溶媒を除いた後、減圧乾燥により粉末または油状物質としてエキスを得ることができた。


1当量のNα--ブチルオキシカルボニル-L-リジン(Boc-Lys)に対して、2当量のグルコースを加えた0.5 Mりん酸緩衝液(pH 7.4)溶液を作成し、これを50°C15日間インキュベーションした。3日目以降からは主要AGE相当するNα-Boc-Nε-(カルボキシメチル)-L-リジン(Boc-CML)の生成し、上記反応系にアミノグアニジンや各エキスを基質(Boc-Lys)に対して0.1当量加えて、その生成量をLC-MSを分析した。

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1.既存の糖尿病合併症予防薬であるアミノグアニジンよりも強いメイラード阻害活性を示した
2.ポリフェノールを主な成分として含むエキス

安全性の高いメイラード反応阻害剤としての利用が期待できる

上記は「研究・技術シーズ集」より抜粋した内容です。詳細につきましては「研究・技術シーズ集一覧」よりご確認ください。
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