自己発電型摩擦帯電センサの開発

#06

  • 7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに

用途・応用分野

あらゆるものがインターネットと接続する IoT 社会の自己発電型センシングデバイスとして、
1) 振動や回転する装置のメンテナンスフリーセンサ
2) 人や動物の動きで発電するウェアラブル分野でのセンサ

概要

<原理>二つの材質の異なる物体が接触すると電荷の移動が起こり、さらにその物体が離れる際、移動した電荷の一部は元にもどるが多くは電荷が残留した状態になる。この現象を帯電といい、これを用いた発電を行う。1の①の状態では帯電が起こっておらず、②で接触を行うことで二つの帯電フィルムが帯電する。③で分離を行うと、帯電フィルムに接した導体に誘導電荷が誘導され電流が流れる。

<実施例>2の試作品では靴のインソールに摩擦発電機を組込んで0.6mW/ステップの発電量を得た。10程度のLEDは歩行時に点滅が可能である。

nanotechnology46_01.jpg

nanotechnology46_02.jpgnanotechnology46_03.jpg

上記は「研究・技術シーズ集」より抜粋した内容です。詳細につきましては「研究・技術シーズ集一覧」よりご確認ください。
nanotechnology46_01.jpg

同じSDGs目標を持つ取り組み事例

  • ../../common/images/activities/thum_seeds.jpg ../../common/images/activities/thum.gif

関連するニュース・イベント

  • ../../common/images/news/thum.gif

  • Japan. Committed to SDGs
  • SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS
  • 関西大学 関大研究力 研究まとめサイト
  • 関西大学 環境保全
  • 学生によるSDGsの取り組み

関西大学SDGsの取り組みに関する
お問い合わせ先

関西大学 KANDAI for SDGs推進プロジェクト事務局(学長課)
〒564-8680 大阪府吹田市山手町3丁目3番35号
TEL 06-6368-1121(大代表)

ページトップへ戻る