#06
用途・応用分野
あらゆるものがインターネットと接続する IoT 社会の自己発電型センシングデバイスとして、
1) 振動や回転する装置のメンテナンスフリーセンサ
2) 人や動物の動きで発電するウェアラブル分野でのセンサ
1) 振動や回転する装置のメンテナンスフリーセンサ
2) 人や動物の動きで発電するウェアラブル分野でのセンサ
概要
<原理>二つの材質の異なる物体が接触すると電荷の移動が起こり、さらにその物体が離れる際、移動した電荷の一部は元にもどるが多くは電荷が残留した状態になる。この現象を帯電といい、これを用いた発電を行う。図1の①の状態では帯電が起こっておらず、②で接触を行うことで二つの帯電フィルムが帯電する。③で分離を行うと、帯電フィルムに接した導体に誘導電荷が誘導され電流が流れる。
<実施例>図2の試作品では靴のインソールに摩擦発電機を組込んで0.6mW/ステップの発電量を得た。10個程度のLEDは歩行時に点滅が可能である。
上記は「研究・技術シーズ集」より抜粋した内容です。詳細につきましては「研究・技術シーズ集一覧」よりご確認ください。