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センター紹介

関西大学心理臨床センターは、地域に開かれた心理カウンセリングルームです。関西大学 大学院心理学研究科の附属施設として開設されています。公認心理師や臨床心理士の資格をもつ教員や心理相談員が中心になって運営しています。心理相談員や大学院生が教員の指導のもと、心理カウンセリングを担当しています。「こころ」をより深く理解することによって、悩みを解消し、自分らしく生きることを支援しています。

センター長ごあいさつ

そもそも人は誰しも、幼児期・青年期・成人期・壮年期・老年期いずれの時期においても、さまざまな出来事にさらされることにより、心に不調を抱える可能性が常にあります。そして、現代社会は子どもから高齢者まで、どの世代も人間関係がより複雑化することにより、ストレスフルな状況にさらされやすくなり、心に不調を抱える人がますます増え、大きな社会問題となり、それへの対策が喫緊の課題となってきています。そんな中、2015年に公認心理師法が成立し、わが国初の心理職の国家資格である公認心理師が誕生しました。公認心理師は「国民の心の健康の保持増進に寄与すること」を目的とし、保健医療・教育・福祉・産業・司法などさまざまな分野において、他の専門職と連携しながら心理的支援を行う国家資格です。

関西大学心理臨床センター(千里山カウンセリングルーム)は、公認心理師養成の教育研修機関としての役割を担っており、地域に根ざした心理的支援の場として地域貢献活動を展開しております。心に不調を抱えたご本人のみならず、その関係者に対する心理的支援も公認心理師の大切な役割でもあり、カウンセラーがともに考え、心の健康を取り戻すお手伝いをいたします。誰かに心の悩みを聴いてもらい、分かってもらうだけでも、解決への道筋が見えてくることがありますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

関西大学心理臨床センター
センター長  小海 宏之
(関西大学大学院心理学研究科教授)