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セミナーハウス紹介 飛鳥文化研究所・植田記念館

沿革

この関西大学飛鳥文化研究所・植田記念館は、元・教育後援会会長植田正路氏からの多額の寄付によって、昭和50年3月、奈良県高市郡明日香村稲渕に本館が建設されたのがはじまりです。

昭和47年、関西大学の手により高松塚古墳で彩色壁画が発見されて日本古代史が脚光を浴びましたが、植田氏は日夜発掘や調査を続けるスタッフの健闘を目の当たりにして、明日香の地に教育と研究のための施設があればという思いに駆られ、実現を見るにいたったものです。

その後、本館が手ぜまとなり、大学では、昭和62年3月、氏の寄付を基金とした教育振興植田基金の果実を核として新館を完成させました。古都を流れる飛鳥川に沿う山懐に囲まれて、奈良県景観調和デザイン賞受賞の「飛鳥文化研究所・植田記念館」が建っています。以来、この施設は現地での調査、研究にとどまらず、校外授業、ゼミナール、研究会や研修会など、幅広く活用されています。雁行形に立ち並び、鈍く光る甍の美しい棟々は明日香にふさわしい佇まいをみせています。

飛鳥文化研究所・植田記念館 全景

概要・案内図

  新館 本館
構造 鉄筋コンクリート造
地上2階 一部地下1階
木造瓦葺2階建
敷地面積 17,808.89m2(5,397坪)  
建築面積 2,455.70m2(744坪) 286.26m2(87坪)
床面積 2,563.66m2(777坪) 486.76m2(148坪)
施設 1号館(玄関、ロビー、応接室、事務室)
2号館(教室、図書室)
3号館(教室2室)
4号館(洋室6室、和室)
5号館(洋室9室)
6号館(食堂、地階浴室2室)
7号館(ラウンジ、和室12畳2室・24畳3室)
8号館(講堂)
第1教室(10畳)、第2教室(18畳)
第3教室(10畳)、第4教室(27畳)
第5教室(6畳)、第6教室(6畳)
第7教室(8畳)、第8教室(8畳)
ホール、管理人室、茶屋2棟
工期 着工 昭和60年10月12日
竣工 昭和62年3月31日
●第1期
着工 昭和49年10月5日
竣工 昭和50年3月20日
●増改築
着工 昭和51年12月4日
竣工 昭和52年4月28日

◎この建物(新館)は平成3年1月、第4回奈良県景観調和デザイン賞を受賞しています。

▲飛鳥文化研究所・植田記念館 平面図(拡大
▲明日香案内図(拡大

使用について

当館は次の場合に使用することができます。

  • 本学の教職員が研究会、研修会または会議等を行う場合
  • 本学の学生及び生徒が、担当教員(責任者)に同行し、クラス単位の正課授業、ゼミナール等を受講する場合
  • 本学教職員の家族または上記1.2.に準じると認められる者が、責任者である本学教職員に同行して使用する場合で、教育後援会が使用を許可したとき

休館日

毎週水曜日
夏期(8月11日~8月20日)
冬期(12月26日~1月9日)
上記以外に臨時で教育後援会が設けた日

入・退館及び門限

  • 入館に際しては、使用許可を得た団体ごとに、できるだけまとまって入館して下さい。
  • 退館時も責任者から事務室に届け出たうえ、まとまって退出して下さい。
  • 門限21時 原則としてそれ以降の出入りはできません。

当館の施設

  • 教室(45名2室、30名1室)・講堂(180名)・図書室(32席)
  • 宿泊室(和室・洋室 計72名程度)
  • ラウンジ
  • 食堂(72席)
  • 浴室2室(大浴場30名用 小浴場12名用)
  • 全天候型テニスコート 1面
玄関ホール
ラウンジ
講堂
宿泊室(洋室)
大浴場

駐車場

  • 乗用車20台以内
  • タクシーの便 近鉄「橿原神宮前」「飛鳥」駅前から。

その他、次の備品の使用・貸出しが可能です。

  • 貴重品保管用ロッカー
  • 公衆電話
  • コピー・ファックス(有料)
  • 自動販売機(飲み物)
  • コインランドリー
  • 貸出備品
    (マイク、同スタンド、ワイヤレスマイク、ノートパソコン、VTR、DVD、CDラジカセ、液晶プロジェクター、卓球台、テニスラケット)

授業・ゼミ風景

飛鳥文化研究所・植田記念館の風格のある玄関。
白砂を敷きつめた中庭。その一角に天智天皇が造ったと伝えられる水落遺跡の「漏刻」(水時計)を模した蹲(つくばい)がある。

ゼミ合宿のため来館。落ち着いたすばらしい佇まいに驚きの声がもれる。

講堂での卒論指導ガイダンス。研究発表をする学生。

食堂で夕食をとる学生たち。ラウンジで先生を囲んで大いに語らう。

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