ごあいさつWelcome

関西大学先端科学技術推進機構機構長 棟安 実治
関西大学
先端科学技術推進機構
機構長 棟安 実治

第25回 関西大学先端科学技術シンポジウムの
開催にあたって

平素より関西大学先端科学技術推進機構(関大ORDIST)の活動に対しまして、格別のご支援ご協力を賜り、感謝申し上げます。

おかげさまで本年度も、第25回関西大学先端科学技術シンポジウムを開催させていただくこととなりました。本年度は「関西大学の理工系研究の最前線」をテーマとして、本学の理工系研究の取り組みをご紹介いたします。皆様もご承知のように今回は、新型コロナウイルスの影響により、大幅に枠組みを変更しての開催とせざるを得ませんでした。先の見通せない中で、可能な限り理工系研究の実体がお伝えできるように、講演のオンライン配信だけではなく、特設Webサイトを開設・運用することで、より皆様にアクセスいただけるような方法を工夫いたしました。ただ、何分にも初めての試みでありますので、皆様の忌憚のないご意見をいただいて、今後の開催にもつなげていきたいと考えております。

最後に、本シンポジウムにご参加をいただきました学外関係者の皆様と、開催にご尽力を頂戴した教員・職員・学生の皆様、ならびに、ご後援をいただいた近畿経済産業局と関西大学科学技術振興会に厚く感謝の意を表します。

関西大学 学長 前田 裕
関西大学
学長 前田 裕

第25回 関西大学先端科学技術シンポジウム 
ご挨拶

関西大学先端科学技術推進機構の主催によるこのシンポジウムも、今年で25回を迎えます。今回は「関西大学の理工系研究の最前線」をテーマとして、オンラインでの開催になります。コロナ禍の元で、はじめてのオンラインでの開催になります。

コロナ禍は世界のあり方を大きく変えてしまいました。多くの悲劇が生まれ、それでも人類は進まなくてはなりません。コロナ禍を乗り越えたという歴史を作るためには、科学技術を含めて、人類の英知を最大限に集める必要があります。科学技術にも、単に疫病としてのコロナへの対応のみを求めるのではなく、コロナ後の社会をも支える幅広い知恵が求められています。

同時に、いままで進めてこられた研究や開発が止まることがあってはなりません。このシンポジウムでの多くの成果の中では、コロナ禍への対応だけでなく、最先端の科学や技術が、先端科学技術推進機構のもとで、社会の要請と共に進んでいることを示していただいています。このような連携とその拡大がますます期待されます。この連携と、それによる進歩が、あるべき未来社会の糧になることを祈念して挨拶とさせていただきます。

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