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HOME 収蔵資料 06 昭和時代中期(1946〜) 詳細

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 昭和23年(1948)4月、関西大学は新制大学に転換した。同じときに転換したのは関西学院、同志社、立命館、神戸女学院、國學院、上智、日本女子、東京女子、津田塾、聖心女子の各私立大学と兵庫県立神戸商科大学で、これら12大学が全国に先駆けて新制へ転換した。
 これに伴い、関西大学予科、同専門部、関西工業専門学校の旧制学校は順次廃止されることになった。専門部と関西工業専門学校が最終の卒業生を送り出したのは昭和26年(1951)3月で、専門部は46年、関西工専は7年に及ぶ歴史に幕を下ろした。
 有終記念式典は3月20日、大阪市中央公会堂で開催され、校友も多数参加して盛大に行われた。この灰皿はその有終記念として作られたものである。