理事長メッセージ

わたしたちのまち、大阪とともに

「マラソンを通じて大阪の街を元気に」という趣旨のもと、関西大学は、2023年2月26日(日)に開催される「大阪マラソン2023」(主催:大阪府、大阪市、公益財団法人大阪陸上競技協会)に協賛します。第1回大会から引き続き、今年で11回目となります。

大阪マラソンは、例年3万人以上のランナーと1万人のボランティア、そして130万人の観衆を集める日本最大規模の都市型市民マラソンです。前回の第10回大会から「びわ湖毎日マラソン」と統合されたことで、トップアスリートが参加する「エリート大会」の要素が加わり、エンターテインメント性と競技性を兼ね備えた大会へと格上げされました。本学からも、ランナーのみならず、給水活動をはじめとする各種ボランティアや沿道応援パフォーマーなど、様々な形で多くの学生・教職員が大会に携わっています。

関西大学は、「学理と実際との調和」「国際的精神の涵養」「外国語学習の必要」「体育の奨励」の4つの柱からなる「学の実化(じつげ)」を学是(理念)として掲げ、大学教育の社会化を目指した多様な活動を展開しています。2022年には、学是提唱から100年の節目を迎えました。この理念のもと、学園の構成員一人ひとりが自ら考え行動し、大阪の街の魅力を教育・研究の側面から発信することが、大会活性化の一助となればと考えます。

関西法律学校として誕生した関西大学は大阪とともに歩み、育まれ、5つのキャンパス(千里山・高槻・高槻ミューズ・堺・北陽)に、幼稚園から大学院まで13学部、13研究科、2専門職大学院、1留学生別科、そして8つの併設校を擁する総合学園となりました。これからも地域の活性化を担う主体として、また大阪と世界を結ぶハブとして、大阪から世界を見据えて「考動」してまいります。

学校法人関西大学理事長芝井 敬司