理事長メッセージ

わたしたちのまち、大阪とともに

「マラソンを通じて大阪の街を元気に」という趣旨のもと、関西大学は、11月25日(日)に開催される「第8回大阪マラソン~OSAKA MARATHON 2018~(以下、大阪マラソンという)」(主催:大阪府・大阪市・大阪陸上競技協会)に協賛します。第1回大会から引き続き、今年で8年目の協賛となります。

昨年開催された第7回大会では、世界各国から参加した3万2千人のランナーに加え、1万人のボランティアと、130万人の観衆があり、名実ともに世界規模の大規模市民マラソンとなりました。本学からも、ランナーのみならず、給水、語学、チャリティ募金、清掃といったさまざまなボランティアや沿道応援パフォーマー「ランナー盛上げ隊!」として、約700人の学生・教職員が参加しました。

府民・市民から愛される公共性の高い大会となることをめざすこの大会に加わり、大会を盛り上げることで、大阪ひいては関西の活性化、元気な大阪の復活に貢献してまいります。

また、関西大学は、学是として「学の実化(じつげ)」を掲げ、「学理と実際との調和」「国際的精神の涵養」「外国語学習の必要」「体育の奨励」を掲げています。これら本学の理念を実践し、大会当日の運営協力だけでなく、大阪を盛り上げる様々な取り組みに参加しています。学園の構成員一人ひとりが自ら考え行動し、大阪の街の魅力を教育・研究の側面からも発信することが、大会活性化の一助となればと考えます。

関西法律学校として誕生した関西大学は、2016年に創立130周年を迎えました。
大阪とともに歩み、育まれ、5つのキャンパス(千里山・高槻・高槻ミューズ・堺・北陽)に、幼稚園から大学院まで13学部、13研究科、3専門職大学院、1留学生別科、そして8つの併設校を擁する総合学園となりました。
この大きな節目を新たな出発点と捉え、地域の活性化を担う主体として、また大阪と世界を結ぶ拠点として、大阪から世界を見据えて「考動」してまいります。

学校法人関西大学理事長池内 啓三