校外学習 伝統芸能鑑賞会「能の鑑賞と体験講座」を開催しました

2020/12/02

11月26日、南千里国際プラザで伝統芸能鑑賞会「能の鑑賞と体験講座」を開催しました。会場には舞台と松が描かれた屏風がしつらえられ、Zoomも含めて約100人の学生が参加しました。

はじめに、山本能楽堂の山本章弘氏が能の歴史や能面などを紹介。囃子で用いる楽器、笛や小鼓・大鼓・太鼓は、数百年という長い年月先人から受け継いできているもので、「今一番いい状態で、一番いい演奏ができるように日夜稽古し続けている。そしてまた次の演奏者に譲り渡す。これが伝統です」と説きました。

続けて、山本氏は能の演目『羽衣』について解説。「みなさんの感性で感じて鑑賞してほしい」という言葉のあとにはじまった演技に、参加者は熱心に見入りました。
 アメリカからの留学生のイノウエ・マコト・リードさんは「能は江戸時代に武家社会で演じられたものだと説明を聞いて、習っている武道と通じるものがあると感じた。会場に響き渡る声の強さに感動し、素晴らしいと思った」と感想を話しました。

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