AR、専用のデバイスを使って楽しむVRなど、さまざまな「仮想世界」が実用化されています。
その中でも、注目されているのが「Virbela(ヴァーベラ)」です。新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの企業でZoomなどを使ったリモートワークが進められましたが、さらにその先を行くのがVirbelaです。

Virbelaは仮想世界の学校を構築することができます。
生徒や教師はアバターで仮想世界の学校に行き、実際に授業を受けられるようになっています。
コロナ禍において、すでに日本でも遠隔教育が行われている学校も増えていますが、いくらリアルタイムとはいえ生の授業とは異なり、教師に質問しづらい・コミュニケーションがとりづらいのが課題です。また、学生生活で特に重要なのが「人と人との交流」です。
友達やクラスメイト、教師などさまざまな人同士の交流が、学校に通う大きな価値を生み出しています。しかし、コロナ禍で入学後長期間にわたってキャンパスでの授業を受けていないという新入生も少なくありません。
こうしたコミュニケーションの不足した部分も、Virbelaによって貢献ができるのです。
Virbelaのスペース内のグラウンドに出れば、アバター同士でサッカーを楽しんだり、ごく普通のキャンパスライフと同様の楽しみを持つこともできます。

本学では「Entrepreneurship Campプログラム」などの、海外大学や国内外スタートアップ企業とのコラボで実施するVirtual Exchange科目などでこのVirbelaを活用しています。

IMAGE OF VIRBELA