Introduction
学校紹介
校長からのご挨拶
中高大連携のもと
文武両立を目指す生徒を応援
豊かな人間性を育む
関西大学第一中学校は、大正2年、関西大学の併設校として発足して以来、110年の歴史を重ねてきました。関西大学が法律学校からスタートしたこともあり、「正義を重んじ誠実をつらぬく」を教育方針として、これまで多くの有為な人材を世に送り出してきました。自由な校風の下で、生徒達は受験を意識した学習にとらわれることなく、それぞれ自分の長所を伸ばし、啓発しあい、生涯続く人間関係を築いています。
学習面においては、週34時間のゆとりあるカリキュラムのもと、将来の高等教育に対応できる基礎的学力の修得に力点を置きながらも、生徒が自ら考え、自ら学ぶという、能動的な姿勢の育成にも力を注いでいます。もちろん、学力補充に関しては補習を実施し、早い段階でのフォローに努めています。2021年度より生徒全員にタブレットを持たせ、問題について自分の力で考え、調査し、そして柔軟な思考によって問題を解決してゆく課題解決能力を身につけてもらいたいと考えています。もちろん、この力を身につけるためにはコミュニケーション能力、知識・情報を使いこなす能力も必要となります。これからの社会ではこれらの能力が必須となってきます。人から教えられた情報を鵜呑みにし、それをそのまま頭の中に詰め込むだけの学習では不十分だと考えています。
また、各学年の宿泊行事や体育大会などの学校行事は、教科書では学習できない協調性、創造性、知的好奇心などを育むのに大いに役立っています。そして部活動です。本校には運動部、文化部合わせて21部があります。入部率はほぼ100パーセントで、学年によっては運動部と文化部を兼部する生徒もおり、100パーセントを超える学年もあります。部活動は、礼儀の修得や、円滑な人間関係の築きなど、今後社会で通用する人間として備えておくべき重要な事柄が学べる貴重な場所と考え、入学当初から入部を積極的に推奨しています。
このように大学併設校ならではのメリットを最大限に活かし、受験勉強に振り回されることなく、何事にも積極的に取り組める環境を持つ本校で、貴重な3年間を過ごしていただきたいと思います。

校長 狩場 治秀
教育方針
やる気を伸ばす自由な校風と、
それを支える教育環境
受験に振り回されない落ち着いた教育環境の中で、次のような能力を身につけてもらいたいと考えています。
- 目上の人への態度や挨拶、服装や集団行動での規律など基本的な生活習慣
- 受験勉強だけでは身に付かない、高校・大学進学に必要な真の学力
- 他人を思いやり、支えあう豊かな人間性

教育目標
「知育・徳育・体育の高度に調和した人間教育」
- 将来につながる基礎的知識を確実に身につける。
- 集団の中における自己の責任を自覚し、豊かな人間性を育てる。
- 自己の健康に留意し、体力の向上をはかる。

沿革
大正 元年 8月 | 文部省告示を以て社団法人関西大学付属「私立関西甲種商業学校」設立認可。 |
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大正 2年 4月 | 本科3年制として開校。 |
大正 13年 4月 | 「関西大学第二商業学校」設置認可、開校。 |
昭和 4年 9月 | 天六新学舎が竣成し、従前の福島学舎から移転。 |
昭和 19年 3月 | 第二商業学校、戦時学制改革により廃校。 |
昭和 22年 4月 | 学制改革により関西甲種商業学校在学の1・2・3年をもって「関西大学第一中学校」を開校。 |
昭和 23年 4月 | 学制改革により「関西大学付属第一高等学校」を開校。 |
昭和 24年 3月 | 関西甲種商業学校第34回(有終)卒業式挙行。 |
昭和 25年 12月 | 旧千里山遊園地を買収、以後関西大学外苑と呼称。 |
昭和 27年 9月 | 校名を「関西大学第一高等学校」と改称。 |
昭和 28年 11月 | 関西大学外苑高台に関西大学第一高等学校 新校舎落成、天六学舎より移転。 |
昭和 30年 3月 | 関西大学第一高等学校 第7回卒業式をもって、夜間課程を廃止。 |
昭和 32年 11月 | 関西大学第一高等学校 校舎増築、中学校新築工事の落成式を挙行。 |
昭和 36年 11月 | 関西大学第一高等学校 創立50周年記念式典挙行。 |
昭和 52年 11月 | 関西大学第一高等学校 創立30周年(新制)記念式典挙行。 |
昭和 56年 3月 | 関西大学第一高等学校 新校舎落成。 |
平成 7年 4月 | 関西大学第一中学校 共学化。 |
平成 10年 3月 | 関西大学第一中学校 新校舎落成。 |
平成 10年 4月 | 関西大学第一高等学校 共学化。 |
平成 11年 2月 | 関西大学第一中学校・第一高等学校 体育館兼講堂 秀麗館落成。 |
平成 16年 1月 | 関西大学 親和館落成。 |
平成 19年 1月 | 第一高等学校グラウンドに人工芝を敷設。 |
平成 20年 9月 | 第一中学校グラウンドに人工芝を敷設。 |
平成 25年 8月 | 第一高等学校・第一中学校百周年記念事業 プール・正門竣工。 |
平成 25年 11月 | 第一高等学校・第一中学校百周年記念式典挙行。 |
平成 27年 2月 | 第一高等学校グラウンド人工芝改修。 |
平成 27年 9月 | 第一中学校職員室改装。 |
平成 28年 3月 | 第一中学校1号館会議室改装。 |
平成 30年 8月 | 第一中学校グラウンド人工芝改修。 |
令和 4年 1月 | 第一高等学校・第一中学校テニスコート人工芝改修。 |
令和 5年 12月 | 関西大学第一中学校 新校舎落成。 |
校歌紹介

関西甲種商業学校にも校歌がありましたが、「関甲健兒の名は清し」との歌詞がそぐわないとの理由で、第一中学校創立の昭和22年、第一高等学校創立の同23年からは大学学歌を使っていました。その後、創立50周年に当たる昭和36年11月2日に大学学歌と同じく服部嘉香の作詞、山田耕筰の作曲により現在の校歌が制定され、周年記念式典で現在の校歌が披露されました。作詞者が「先に学歌の縁もあってお引き受けすることになりました。のびのびとしたよい歌となり、山田さん自身は、作曲のほうも大変よくできたと思っておられるようです。」と語っていたように、大学学歌ともよく調和のとれた校歌となっています。
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関西大学第一高等学校 第一中学校 校歌(MP3)
JASRAC許諾番号:E2402153923
- 関西大学学歌 他