この度の公認会計士試験に合格された修了生・在学生のみなさん、
公認会計士試験合格おめでとうございます。短答式試験及び論文式試験ともに
合格した修了生・在学生の頑張りに敬意を表します。また、会計専門職大学院で
教育にご支援をいただいている諸先生には、お礼申し上げます。

今年度は、関西大学会計専門職大学院からの公認会計士試験の合格者数は、
12名（修了生5名、在学生7名）でした。昨年度9名の合格者から増加し、健闘したと
思っております。公認会計士・監査審査会から発表された「平成28年公認会計士
試験合格者調」（2016年11月11日発表）によれば、会計専門職大学院修了者・
在学者の論文式試験合格者数は115名であり、このうち関西大学会計専門職
大学院の修了生・在学生の割合は、10.4%でした。これは、決して低い割合では
なく、この割合は今後増えていくと確信しています。

関西大学会計専門職大学院では、「世界水準で通用する、理論と実務に習熟した
会計人の養成」を第一の目的とし、かかる資質をそなえた「超会計人」（会計・監査
領域は当然として、「経営」「法律」「財務」「行政」「IT」などにも精通した会計人）の
養成を行って参りましたし、今後も続けていきます。そのためにも、よりよい教育の
ための革新を続けて参ります。大学関係者のみなさまには、感謝を申し上げますと
ともに、今後もご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。このたびの合格者のみ
なさんには、これからのご活躍に期待するとともに、後輩たちの指導にご助力いた
だけますよう、お願い申し上げます。

今回の結果を受けまして、今後はさらに優秀な超会計人を養成し輩出すべく、
取り組んで参りたいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会計研究科長
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三 島　 徹 也