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6/8(木) 客員教授 永井 幸寿 氏による講演会を開催しました
6/8(木)高槻ミューズキャンパスにおいて「災害時のトリアージの法制化について」と題して、
アンサー法律事務所所長の永井幸寿先生による講演会が開催されました。
阪神・淡路大震災以降、より多くの命を救うために日本でも導入されるようになった
トリアージについて、ミスがあった場合の問題点や医療関係者の権限について、
わかりやすくご説明いただきました。
災害現場では、情報や人的物的医療資源の不足、電気・ガス等の不通など
混乱状態であることから、通常の医療現場とは異なりミスのない医療行為が
非常に困難であるということを認識しました。
また、そのような状況下で人命を救うために必死に救助にあたった
医療関係者が刑事責任・民事責任を問われることがあり、
法制化が急務であるという実態を知ることができました。
実際の判例をもとに、上記問題点を具体的にご説明いただき、
災害時の問題点、医療関係者が置かれている状況を知る大変貴重な機会となりました。