BERC寄附講座「日本航空の今とCSR活動について」 第3回 日本航空株式会社
講義報告書
2019年10月17日
2019年10月17日5限社会安全学部「BERC寄付講座(担当:高野一彦教授)」において、
日本航空株式会社 政策調査研究推進部 人材開発グループ シニアマネージャー
阿部泰典氏が来校され「日本航空の今とCSR活動について」をテーマにご公演をいただきました。
同社の事業内容は定期航空運送事業及び不定期航空運送事業、航空機使用事業や、その他付帯するまたは関連する一切の事業により社会を支えています。
1.日本航空のあゆみ
2.経営破綻から再生へ
3.日本航空の今
4.日本航空のCSR
本講義では「日本航空のCSR活動」を学ぶことが出来ました。
2009年に経営破綻されてから、内部要因と外部要因に分けて、経営回復をされました。内部要因はグループ社員全員の意識改革をされました。同社の企業理念は「JALグループは、全社員の物心両面の幸福を追求し、一、お客様に最高のサービスを提供します。一、企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献します。」をもとにまず社員の心を大切にし、お客様に最高のサービスや社会の地域活性化の貢献をお届けする思いやりのある会社だと感じました。外部要因では人件費削 減のため従業員は5万人から3万人になり、
ダウンサイジングの即時実行:機材、路線の削減と徹底した固定費の削減をされました。
そして御社はまたCSR活動では地球との共生を考えた環境指針を掲げています。大気観測「CONTRAIL」という地球温暖化のメカニズムを解明する機器が飛行機に取り付けられ、空から見る地球がいつまでも美しく居続けられるような政策をされています。御社は人による政策だけなく、環境にも配慮されていることがわかりました。
「日本航空株式会社様のBERCの寄付講座の感想」
2019年10月17日
関西大学社会安全学部
高野ゼミ3年 万谷 暁
日本航空株式会社様の講義を聞き、内部要因、外部要因の分析での営業回復だけなく、新規事業のバイオ燃料の実用化を目指していて、次世代の育成ではJALスカラシップ活動やJAL工場見学〜sky musiam〜や折り紙飛行機教室をされていることが分かりました。社員や顧客だけのサービスにとどまらず、さまざまな事業をされていて今必要とされている活動は何なのか考えさせられました。
本日は遠方から起こしいただき、ありがとうございました。