BERC 寄附講座「企業の社会的責任と消費者教育」第9回 中外製薬株式会社

講義報告

2018年1月17日

関西大学社会安全学部

角山祐介


 2018年1月17日(水)社会安全学部「BERC寄附講座(担当:高野一彦教授)」において、中外製薬株式会社CSR推進部社会貢献グループ 加藤正人氏が来学され、ご講演をいただきました。
中外製薬のCSR活動は「革新的な医薬品とサービスの提供を通じて新しい価値を創造し、世界の医療と人々の健康に貢献します。」というミッション(存在意義)実現に向けた事業活動の展開と、行動規準としての中外ビジネス・コンダクト・ガイドライン(中外BCG)の実践が、企業の社会責任であると考えられています。



講義は以下の内容で構成されていました。
1.中外製薬の概要
2.中外製薬のCSRについて
3.企業の社会貢献活動
4.障がい者スポーツへの支援
5.次世代教育

色んな個性を持った人が輝くことができる社会・企業を形成することを目標とされ、中外BCGに基づき障がい者スポーツへの応援や次世代への教育活動等の社会貢献活動に取り組まれていました。その中でも、障がい者スポーツを広める活動としてチェアスキーなどの体験教室を開催されておりました。
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感想
企業の社会に対する役割とは何なのかというところから中外製薬の社会に対する役割とは何なのかという事を丁寧にわかりやすく説明して頂きました。
製薬会社として"命"という事を大切にされており、災害復興支援など、私たち社会安全学部の学びと近い部分の活動やパラリンピックなどの障がい者スポーツへの支援、若者の理科離れといった社会課題への次世代教育など幅広い分野において社会貢献活動をされており、多くのステークホルダーへの社会的責任をはたされていることが分かりました。
今回学ばせていただいたことを今後に繋げていきたいと思います。


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