第8回東京シンポジウムを開催しました

 12月1日(金)、関西大学東京センターにおいて、第8回東京シンポジウム「首都直下地震・南海トラフ巨大地震へ備えよ!‐熊本地震から得た教訓‐」を開催しました。
 シンポジウムは2部構成で行われ、第1部では、まず本学部 河田 惠昭特別任命教授が「日本がつぶれる!」と題して、基調講演を行いました。これまでの歴史における社会的背景と、国難災害(首都直下地震、南海トラフ巨大地震、東京水没)との関連性についての講演があり、近い将来に起こることが確実視されている国難災害が発生した際の問題点等が挙げられ、国難災害に対処する組織設置の必要性が示されました。
 続いて、熊本地震の調査報告として、本学部 林 能成教授、一井 康二教授、小山 倫史准教授、山崎 栄一教授により、それぞれの専門的な見地から、熊本地震における被害や影響等についての報告が行われました。
 第2部では、本学部 奥村 与志弘准教授の進行のもと、第1部登壇者とともに、パネルディスカッションが行われました。参加者から講演、調査報告に関する質問を受け付け、熊本地震から得た教訓をもとに、首都直下地震及び南海トラフ巨大地震へどのように備えるのかについて、各々の専門的分野から多岐にわたって議論を行いました。
 また、会場内のオープンスペースでは、社会安全学部生によるパネル研究発表も行われ、日頃の研究成果を披露し、来場者からの質問に回答する等、盛況のうちに幕を閉じました。

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