第19回関西大学高槻ミューズキャンパス公開講座を開催しました

11月26日(水) 「災害に強い地域づくり」 を総合テーマとする第19回関西大学高槻ミューズキャンパス公開講座を開催しました。

 まず、特定非営利活動法人レスキューストックヤードの栗田暢之氏より「災害ボランティア活動に学ぶ」と題し、講義を行っていただきました。災害が増加する近年、これまでの被災地支援で得られた経験を生かし、より的確な救援活動の方法などについて解説いただきました。また、今後の被災地支援のあり方や災害時の地域のつくり方についてご説明いただきました。20141126_1.jpg

 続いて、社会安全学部広瀬幸雄教授が「どんな働きかけが災害への対処を促すのか」について講義を行いました。マスメディアによる報道により、災害への意識は広がる一方で、災害準備の割合が低いことの要因を挙げました。同時に『釜石の奇跡』を例にとって、防災教育や準備行動を促す方策について考察しました。

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 参加者からは、「ボランティア最前線の話や、災害への備えなど多岐にわたる情報が有益だった」や「今後の市民活動に役立てたい」というご意見をいただきました。