第4回東京シンポジウムを開催しました

 10月28日(月) 東京・学術総合センター(一ツ橋)にて社会安全学部・研究科による第4回東京シンポジウム「企業は"国難"にどう立ち向かうのか?-巨大地震災害と感染症パンデミック-」を開催しました。
 今回は「国難セッション」「体験型危機管理演習」「学生によるパネル研究発表」の3会場に分かれて実施しました。
 第1会場の「国難セッション」は二部構成で行われ、第一部「巨大地震災害の企業が想定すべきワーストシナリオ」では、高嶋哲夫氏(作家)、藍原寛子氏(フリージャーナリスト)、河田惠昭(本学部教授)の3名によるパネルディスカッションが行われ、万一に備えた企業の対応のあり方などについて、それぞれ独特の観点から議論なされました。

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 第二部「感染症パンデミックの企業が想定すべきワーストシナリオ」では、岡部信彦氏(川崎市健康安全研究所所長)、前田秀雄氏(東京都福祉保健局技監)、藍原寛子氏、高鳥毛敏雄(本学部教授)によるパネルディスカッションが実施され、感染症の考え方やその備えなどについて、活発な議論が繰り広げられました。

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 第2会場の「体験型危機管理演習」も二部構成で行われ、第一部「図上演習」では、永松伸吾(本学部准教授)による参加型演習を実施し、"危機管理"をテーマにグループワークおよび発表会を行いました。第二部「リスクコミュニケーション演習」でも、広瀬幸雄(本学部教授)による参加型演習を実施しました。ここでは、"震災瓦礫処理の受け容れの是非"をテーマに「行政役」と「住民役」に分かれ、交渉を実演するゲームを行いました。

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 また、第3会場で実施した「学生によるパネル研究発表」では、各ゼミ代表および有志団体の代表者による日頃の研究成果の報告を行いました。多くの来場者の方々に関心を寄せていただき、学生たちにとっても大変有意義な意見交換をすることができました。今回参加した学生たちには、この経験を生かして今後の研究活動に励んでいくことを期待しています。
 たくさんのご参加ありがとうございました。

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