社会安全学部学生が被災地に送る勉強机の再生作業のボランティアに参加

◆被災現場に駆けつけられないけれど、今できることを!
 「関西大学社会安全学部 勉机プロジェクト」

 4月29日(金)、社会安全学部の学生と社会安全研究科の院生の合計41名が、高槻市内にある港製器工業株式会社 ( http://www.minatoseiki.co.jp/ ) にて「勉机プロジェクト」による勉強机の再生作業のボランティアを行いました。
 「勉机プロジェクト」とは、東日本大震災で被災した学校で使う勉強机を再生し届けるボランティア活動です。津波で多くの学校が流された被災地では、勉強机が足りません。一方、全国には、廃校などに使われていない勉強机やイスがたくさん取り残されています。それらを新品同様に再生し再利用することで、約20億円もの震災支援となります。
 子どもの安全・安心のための活動を行っているNPO法人子ども育成支援協会 ( http://www.kodomo-jp.org/ ) が、この震災ボランティアを発案し、文部科学省からもこれを後押しする通達が出されました。被災地の学校からも、要望がぞくぞく届いています。
 関西では、社会安全学部の学生が名乗りを上げました。ボランティア参加の申込みは80名を超え、29日の第1回作業日には41名が参加し、合計103台の机とイスの再生作業を行いました。
 「社会安全を学ぶ学生として、何かしたかった」「何ができるのか、ずっと考えていた」と、参加した学生たち。
 被災地に駆けつけることは出来なくても、とにかく出来ることを「今」していきたい! そんな熱い思いが込められ、ピカピカに再生された机とイスは、メッセージを添えて、近々現地に届けられます。
 再生作業のボランティアは、これからも続きます。そして、再生した机たちを見届けに現地へ入り、子どもたちと交流する...、そんな活動にも広がっていく可能性があります。



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