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中国テクノセンターで

こんにちは!みなさん元気ですか?
おとつい、中国からお手紙がとどきました^^

中国の日系企業の工業団地のテクノセンターというところで働く
ワーカーさんからのお手紙でした。

私はテクノセンターで春休みの二週間を使って企業取材や
ワーカーさんと働くことでいろんなことを学ばせてもらってきました。

お手紙をくれたワーカーさんは一日だけ一緒に工場で働いて仕事を
教えてもらうなかで仲良くなった子です。彼女は私に少ない賃金で
昼ごはんをご馳走してくれました。申し訳なくて「お金払うよ!」といったら
「朋友!朋友!(友達!友達!)」といってくれてすっごく嬉しくてあんまり
おなかがすいてなかったけれどガツガツ食べてしまったことを良く覚えています。

私が寝泊りしたところはワーカーさんの寮でした。そこはバケツ一杯のお湯で
お風呂に入ります。一部屋に2段ベッドが6個ほどあってベッドは板張りです。
でも彼女たちは限られたスペースで自分の好きなものを飾ったりして快適に
過ごしていました。

同じ部屋の子達は身の回りはこうするんだよーとかお風呂の使い方を教えて
くれたり、中国語をまったく話せない私に一杯話しかけてくれてうれしかったです。

そんなこんなの生活のなかで幻滅したのはゴミに関して。
中国の人たちはやたらその辺にゴミをポイポイします。とにかく汚い。

はじめ、なんだよ!どうにかしろよー!と思っていたのですが、それが
中国では当たり前といわれ、なんだ「変えられないんだ」そう気づいたとき
私は愕然としました。

しかしこのことをある会社の日本人の方に話すと「『変えれないんだ』と
決め付けないであなたが正しいと思って『変えたい』という希望があるのなら
変えなさい」といわれました。

お話をした後、その方の会社のワーカー寮に行くとオドロキ!そこは私がいた
ワーカー寮とは見違えるほどキレイ!

その方も中国にきて私と同じように寮のゴミの汚さに幻滅したそうです。そこで、
口でしつけるだけではなく、毎朝管理者、日本人の自分がワーカーに掃除をして
きれいにすることを身をもって教えたそうです。

その方が私と違ったのは「変えたい!」という希望をあきらめずに貫いたこと
だったと思います。

KUBICでも各企業いろんなテーマがありました。なかなか思いつくのは大変だ
けれど一見できないと感じることを試行錯誤してできるようにしていくことと
テクノセンターの方の希望をあきらめずに貫くことに似てるかなーと思いました^^

試行錯誤=あきらめないことなのかもしれないですね☆