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【執行部リレーコラム】ロック好き副学長の自己紹介

2017.07.10

副学長 高増 明
 みなさん、こんにちは!

関西大学副学長の高増 明(たかます あきら)です(写真1)。

私にとっては、執行部としてのコラムの第一回ということで、今回は自己紹介をしたいと思います。

関西大学には、芝井学長の下に、副学長が5人います。4部といって、教育推進部、研究推進部、社会連携部、国際部があるのですが、それらを4人の副学長がそれぞれ担当しています。残る一人である私は、入試、学生活動などを担当しています。

入試についても、「センター入試が終わり、新しいテストが導入される」という2020年度問題などもあり、制度改革が議論されているため忙しいのですが、学生活動は、体育会のクラブ・文化系のクラブの指導や支援、学生生活全般のサポート、奨学金、ボランティア、障がいをもつ学生の支援と仕事がたくさんあって、日々、大学のなかを走り回っています。

関西大学には3万人の学生がいるわけですから、事件や事故、さまざまな問題が毎日のように起こっています。忙しいのは当たり前ですね。

何か困ったことがあったら、学生センター、学生相談・支援センターや学部のオフィスなどに、とりあえず相談してくださいね。少しは力になれると思います。

私のもともとの専門は経済学なのですが、学生のころから音楽、特にロックやジャズが好きで、15年ほど前には、レコード会社を設立しました。バンドを発掘して、レコーディングしてCDを制作し、それをレコード店やネットで販売するという業務形態で、メジャーのレコード会社と同じようなことをやっています。

したがって、レコード会社と同じ仕事をしなければいけないのですが、人手が足りないので、自分で何でもやることになりました。その結果、Pro ToolsというDAW(デジタル・レコーディング用のソフトウェア)を使ったデジタル・レコーディング、ライブのPA(コンサートの音響)、プロモーション・ビデオの制作やCDジャケットやフライヤーの制作、物販用のTシャツ作り、web制作といったことが、ひととおりできるようになりました。Adobeの各種ソフトウェアも使えます。

大学の執行部にはいってからも、いろいろなことを頼まれるようになり、最近も、関西大学の入学式のオープニングビデオを作りましたし、今も、さまざまな関大グッズのデザインなどをしています。これから、どんどん発表していきたいと思いますので、ぜひ、ご期待ください。

学者の悪いくせで、いろいろなことに手をだすと、つい、それについて研究したくなります。音楽についても、勉強した結果、研究対象となり、2014年の12月には、『ポピュラー音楽の社会経済学』という本を出版してしまいました。(写真2参照)

音楽をビジネスや経済、テクノロジーの発達、社会との関係などから総合的に分析した本でおもしろいですよ。もちろんロックの歴史も書いています。興味のある人はぜひ読んでください。

大学でも、学生と一緒にレコーディングをしたり、講義でもギターを弾きながら、J-Popに特有のコード進行などを説明したりしています。(写真3参照)



昨年の大学祭のときも、開会式の挨拶を頼まれて、ついギターをもって登場したら、その時の写真がTwitterで拡散してしまい、ちょっと困りました。

今後も、大学のいろいろなところで、みなさんと会うことがあると思いますが、音楽が好きな人は気軽に声をかけてください。





写真1
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写真2
写真2
写真3
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