校長からのご挨拶

中高大連携のもと
文武両立を目指す生徒を応援
豊かな人間性を育む

 関西大学第一中学校は、大正2年(1913年)、関西大学の併設校として発足以来、100年以上の歴史を重ねてきました。関西大学が法律学校からスタートしたこともあり「正義を重んじ、誠実をつらぬく」を教育方針にかかげ、これまで多くの優れた人材を世に送り出してきました。
 自由な校風のもと、生徒のみなさんはお互いに思いやりの気持ちをもって相手を認め、自分の長所を伸ばし日々成長しています。
 日常の学校生活は午前8時30分に始まります。毎日このリズムで学校生活を過ごすことで、基本的生活習慣が身につきます。「おはよう」の何げないひと言が登校途中や教室内で聞こえることも微笑(ほほえ)ましい光景です。学習面においては、1週あたり34時間のゆとりあるカリキュラムのもと、全員が基礎学力を着実に習得できるように工夫がされています。
 また、球技大会や体育大会、合唱コンクールといった学校行事にも全力で取り組みます。いずれの行事も真剣勝負そのものです。
 そして、中学校生活の中において楽しみにしているものの一つが部活動ではないでしょうか。本校では約95%以上の生徒が部活動に所属しています。運動部の場合は、試合結果も気になるところですが、それ以外に礼儀、協調性、他人への思いやりの気持ち等、社会に出た時に人として備えておくべき大切なことがらを学べる貴重な場所としてとらえています。
 このように大学併設校ならではのメリットを最大限に生かし、勉強のみに偏(かたよ)らず、何事にも積極的に取り組める環境をもつ本校で、有意義な3年間を過ごしてほしいと願っています。

校長 狩場治秀

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