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山形悟史 教諭の論文が 国際学術誌『TESOL Journal』に掲載決定

山形悟史 教諭の論文が国際学術誌『TESOL Journal(Wiley)に掲載されることが決定いたしました。

【タイトル】「On effective learning of English collocations: From perspectives of distributed practice and semantic restructuring
【タイトル日本語訳】(英語コロケーションの効果的な学習に向けて: 分散効果と意味再構築の観点から)

山形教諭らが取り組んだ研究は、動詞-名詞コロケーション (: 'draw a conclusion,' 'run a fever,' 'take notice')をより効果的に学ぶ学習方法の調査です。以前にも同じテーマの論文が、『Studies in Second Language Acquisition(ケンブリッジ大学出版局)に掲載されましたが、その研究で得られた知見をもとに、今回の論文ではより実践的な学習方法や教授方法について論じられています。

山形教諭は今回の論文について、次のように述べています。「前回採択された論文では、紙幅や想定する読者層の都合上、あまり実際の教育方法への言及ができなかったのが心残りでした。しかしそれによって、この論文を着想するきっかけになりました。なお、この論文も前回のものと同様に誰でも無料でアクセスできるようになっているので、国内外の英語教員の方々にはもちろん、英語学習に意欲のある中高生たちにも読んでもらえれば嬉しいです。なお、今回も共著者の先生方からはたくさん勉強させていただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。」

TESOL Journal』は英語を第2言語もしくは外国語として教える幅広い教員・研究者を対象に、研究や理論に基づいた教育活動等に関する論文を専門に掲載する権威ある国際学術誌です。山形教諭の論文が国際学術誌に掲載されるのは2018年以来3度目で、日本の高等学校の教員の論文が掲載されるのは画期的なことです。
発行までの間、掲載が決定した論文は発行元のウェブサイトで'Early View'として掲載されています。なお、今回の論文は英国バーミンガム大学の助成によって、下記リンクから無料で読むことができます。

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/tesj.767

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