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高校2年 文楽鑑賞に行ってきました

高校2学年は6月16日(金)に、大阪市中央区日本橋の国立文楽劇場にて、文楽(人形浄瑠璃)を観賞しました。「人形遣い」の方に文楽の人形の仕組みや上演される演目の見所を解説していただき、その後、実際の演目を鑑賞しました。

生徒の感想
文楽について、私はこれまで言葉を聞いたことがある程度で、正直ほぼ何も知りませんでした。よくある人形劇のようなものだと思っていたのですが、今回実際に観劇し、想像とは全く違っていたことに気づかされました。

3人がかりの巧みな人形遣いにより、目の動きや眉毛の動きなど、人形の仕草一つ一つに工夫が凝らされていて、それはまるで本当に生きているかのようでした。また、その動きに合わせた太夫の語りが更に臨場感を増し、思わず見入ってしまいました。終盤には、太夫の語りも三味線の音もなくなり、静寂と独特な「間」が緊張感のある雰囲気を漂わせ、息をのむほどでした。これは現代のテレビや映像では体感した事のない空気感でした。

会場には外国人の方も見に来られていて、このような日本の伝統芸能の世界からの認知度や関心度の高さに驚きました。同時に日本人である私たちは自国の文化を知らないことに気づかされました。今回初めて文楽の観劇を経験し、日本芸能の素晴らしさを改めて知りました。これから先も絶やすことなく継承される日本が誇る文化の一つであると身に染みて思いました。

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