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「過労死問題や労働条件に関する啓発授業」を実施しました

関西大学第一高等学校で17日、「過労死防止・労働条件に関する啓発授業」を実施しました。
本事業は、厚生労働省委託事業「過労死等防止対策等労働条件に関する啓発授業」の一環として行われ、当日は同校3年生約400人が出席。冒頭、昨今社会的関心が一層高まっているブラック企業問題や過酷な労働環境事例などについて、弁護士の清水亮宏氏と冨田真平氏が漫画にセリフをあてながらわかりやすく解説しました。

その後、全国過労死を考える家族の会代表の寺西笑子氏が登壇し、過労死の実態や遺族としての思いを語りながら、「決して他人事ではない。おかしいことが起こったときに、おかしいと気付かなければならない。そして何かあったときはすぐに専門家に相談すること。きちんと知識を持つとともに、"元気で働ける"ことを一番に考えて、社会に出てほしい」と、仕事との向き合い方・働き方について関心を寄せるよう生徒たちに呼びかけました。

受講した生徒たちは、「お金を稼ぐことだけが全てではないと感じた」「大学生になってアルバイトをしたいと思っているので遠い話ではないと意識が変わった」「働きすぎて命を落とすことはあってはならない」などとそれぞれ率直な感想を述べ、大学進学や就職などと今後社会との接点が大きくなっていく上での心構えを胸に刻みました。

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