Introduction

学校紹介

校長からのご挨拶

中高大連携のもと
文武両立を目指す生徒を応援
豊かな人間性を育む

大正2年に創立された本校は、千里丘陵に広がる総面積35万㎡におよぶ広大で緑豊かな関西大学千里山キャンパスに隣接し、阪急千里線関大前駅から徒歩3分という利便性に優れた絶好の教育環境を備えています。創立以来、「正義を重んじ誠実をつらぬく」を教育方針とし、これまで多くの優れた人材を輩出してきました。

近年、難関大学への進学実績を重視する中学、高校が増える中、本校は関西大学の併設校であるメリットを存分に活かし、生徒一人ひとりの内に秘めた高い能力を存分に引き出す教育を行っています。日々、目まぐるしく変化する社会情勢に適格に対応できる人間育成が重要になってきている現在、本校では知育、徳育、体育が高度に調和した教育を行い、複雑化、グローバル化する現代社会に対応できる人材育成を常に考えています。特に2021年度より生徒全員にタブレットを持たせ、問題について自分の力で考え、調査し、そして柔軟な思考によって問題を解決してゆく課題解決能力を身につけてもらいたいと考えています。もちろん、この力を身につけるためにはコミュニケーション能力、知識・情報を使いこなす能力も必要となります。これからの社会ではこれらの能力が必須となってきます。人から教えられた情報を鵜呑みにし、それをそのまま頭の中に詰め込むだけの学習では不十分だと考えています。

学習面以外でも、ゆとりある学校生活の中で、自らが取り組みたいこと(主に部活動になるでしょう)に全力で取り組みながら、協調性、礼儀の重要性、他人との接し方など、人間として社会生活を営む上で必要となる基本的なスキルも身につけてもらいたいと思っています。勉強のみに縛られることなく、のびのびと、自分のやりたいことが存分にできる教育環境のもとで、高校3年間を充実したものにしてもらいたいと考えています。

校長 狩場 治秀

教育方針

自分の力で考え、行動していける人間を志す、
魅力ある環境

1.多彩な部活動

本校には、35におよぶ部活動があります。種類も多彩で、指導者も豊富です。大学の併設校というメリットを最大限に生かし、部活動に打ち込みながら大学進学にむけた勉強に励めます。

2.国公立大学受験を目指した、高2からのコース制

高校2年生になると、文Iコース、文IIコース、理コースという3コース制のカリキュラムになります。文Iコースは、関西大学の文系学部を目指す生徒向けの授業で、文IIコースは、国公立大学への進学も目指す生徒向けの授業となります。理コースは、関西大学理系学部をはじめ、他大学の医歯薬系学部や国公立大学理系学部への進学を目指す生徒向けの授業です。

3.自由な校風

関西大学の併設校ならではの興味関心のあることに全力で打ち込める環境のもと、いきいきとした学園生活を送りながらバランスの取れた学力や生活習慣を身につけていきます。

4.個性豊かな教員によるサポート

多様な個性をもった先生が、自由な中にも高校生らしさを失わぬよう目を配っています。

生徒のみなさんには、このような環境の中で自分の能力を磨き、生涯での最大の財産である友人(仲間)との関係を深めていってもらいたいと考えています。

教育目標

「知育・徳育・体育の高度に調和した人間教育」

  1. 将来につながる基礎的知識を確実に身につける。
  2. 集団の中における自己の責任を自覚し、豊かな人間性を育てる。
  3. 自己の健康に留意し、体力の向上をはかる。

沿革

大正 元年 8月 文部省告示を以て社団法人関西大学付属「私立関西甲種商業学校」設立認可。
大正 2年 4月 本科3年制として開校。
大正 13年 4月 「関西大学第二商業学校」設置認可、開校。
昭和 4年 9月 天六新学舎が竣成し、従前の福島学舎から移転。
昭和 19年 3月 第二商業学校、戦時学制改革により廃校。
昭和 22年 4月 学制改革により関西甲種商業学校在学の1・2・3年をもって「関西大学第一中学校」を開校。
昭和 23年 4月 学制改革により「関西大学付属第一高等学校」を開校。
昭和 24年 3月 関西甲種商業学校第34回(有終)卒業式挙行。
昭和 25年 12月 旧千里山遊園地を買収、以後関西大学外苑と呼称。
昭和 27年 9月 校名を「関西大学第一高等学校」と改称。
昭和 28年 11月 関西大学外苑高台に関西大学第一高等学校 新校舎落成、天六学舎より移転。
昭和 30年 3月 関西大学第一高等学校 第7回卒業式をもって、夜間課程を廃止。
昭和 32年 11月 関西大学第一高等学校 校舎増築、中学校新築工事の落成式を挙行。
昭和 36年 11月 関西大学第一高等学校 創立50周年記念式典挙行。
昭和 52年 11月 関西大学第一高等学校 創立30周年(新制)記念式典挙行。
昭和 56年 3月 関西大学第一高等学校 新校舎落成。
平成 7年 4月 関西大学第一中学校 共学化。
平成 10年 3月 関西大学第一中学校 新校舎落成。
平成 10年 4月 関西大学第一高等学校 共学化。
平成 11年 2月 関西大学第一中学校・第一高等学校 体育館兼講堂 秀麗館落成。
平成 16年 1月 関西大学 親和館落成。
平成 19年 1月 第一高等学校グラウンドに人工芝を敷設。
平成 20年 9月 第一中学校グラウンドに人工芝を敷設。
平成 25年 8月 第一高等学校・第一中学校百周年記念事業 プール・正門竣工。
平成 25年 11月 第一高等学校・第一中学校百周年記念式典挙行。
平成 27年 2月 第一高等学校グラウンド人工芝改修。
平成 27年 9月 第一中学校職員室改装。
平成 28年 3月 第一中学校1号館会議室改装。
平成 30年 8月 第一中学校グラウンド人工芝改修。
令和 4年 1月 第一高等学校・第一中学校テニスコート人工芝改修。
令和 5年 12月 関西大学第一中学校 新校舎落成。

校歌紹介

関西甲種商業学校にも校歌がありましたが、「関甲健兒の名は清し」との歌詞がそぐわないとの理由で、第一中学校創立の昭和22年、第一高等学校創立の同23年からは大学学歌を使っていました。その後、創立50周年に当たる昭和36年11月2日に大学学歌と同じく服部嘉香の作詞、山田耕筰の作曲により現在の校歌が制定され、周年記念式典で現在の校歌が披露されました。作詞者が「先に学歌の縁もあってお引き受けすることになりました。のびのびとしたよい歌となり、山田さん自身は、作曲のほうも大変よくできたと思っておられるようです。」と語っていたように、大学学歌ともよく調和のとれた校歌となっています。

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