1月20日（土）に、関西大学第一高校・中学校新校舎建設事業募金に一定金額ご寄付いただいた方を対象に新校舎施設見学会を実施し、第1期工事で竣工した「景風館」を見学いただきました。

新校舎群は、「緑豊かな歴史ある丘陵」に「新たな学びの場」を実現する『丘陵の学び舎』を基本コンセプトとし、①「100年を超える伝統」と「千里山の緑豊かな環境」が共生するキャンパスシーンの創出、②キャンパスの資源である千里丘陵と緑豊かな環境の相乗効果によるエコスクールの実現、③デジタル・トランスフォーメーションと教育の多様性を支える学びの空間の創設が叶えられるよう設計しております。

旧「景風館」は、1940年代後半から約30年にわたり、本学千里山キャンパスにおいて簡文館やITセンターなど40以上の建物を設計した建築家・村野藤吾の設計で、貴重な建築物ではありましたが、施設の老朽化や、耐震に係る現行法の適合のため、取り壊しを行い、今回、中学教室2学年とメディアライブラリー、多目的ホール等を擁する地下1階地上3階建の建物へと生まれ変わりました。

見学会当日は、校友、在学生の保護者の方等、20名を越える方に参加いただき、設計会社の解説をまじえながら、建物内を見学いただきました。久しぶりにキャンパスに来られた方もおられ、「同級生に送る」と変貌を遂げたキャンパスの写真を撮影される方もおられました。

今後、2028年まで高校校舎の建設工事が継続いたしますので、引き続き皆さまの深いご理解と、力強いご支援をお願い申し上げます。