お知らせ

8月2日（水）と3日（木）、小学生を対象とした体験型イベント「キッズミュージアム」を開催しました。今年も多数のご応募をいただき、抽選で選ばれた約100名の小学生が参加してくれました。

1日目のプログラムは、「拓本をとろう！」と「埴輪をつくろう！」。
「拓本をとろう！」では、古代の瓦（複製品）に乗せた画仙紙を霧吹きで湿らせ、刷毛で模様を整えたあと、タンポで墨を乗せていく作業を行いました。参加した小学生は、模様がきれいに浮かび上がるよう、慎重に作業を続けていました。
「埴輪をつくろう！」では、博物館の展示室にある実物の埴輪も鑑賞。その後、粘土をひも状に伸ばしたものを積み重ねる輪積法で埴輪の本体を作り、ヘラで形を整えました。参加者の想いが詰まったかわいらしい埴輪がいくつも誕生していました。

2日目のプログラムは、「縄文タイルをつくろう！」と「化石に触れてみよう！」。
「縄文タイルをつくろう！」では、粘土に縄目をつける道具（原体・げんたい）を作り、それを使って模様をつけたり、貝殻や竹管を利用して押型を刻んだり。思い思いの縄文タイルができあがっていました。
「化石に触れてみよう！」では、最初に小幡斉 関西大学名誉教授から化石のでき方や人類が誕生する前の生き物について話を聞いたあと、実際に展示されている化石に触れました。親子で化石に触れながら楽しそうに話したり写真を撮る姿が見られました。

ご参加いただきまして、ありがとうございました。
※写真の撮影と掲載については、参加者と保護者の方から許可を得ています。