博物館情報庫

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民俗
2010.04.24

ビスポール(インドネシア アスマット族)

ビスポール(インドネシア アスマット族) ビスポール(部分) ビスポール(部分)

びすぽーる(いんどねしあ あすまっとぞく)
 

 ビスポールは、アスマット族を代表する彫刻の一つであり、集落内で有力な人物が亡くなると、村人が彫刻師を頼んで製作した。棒(ポール)は、亡くなった人物や様々なモチーフを繋げて彫られ、長いものでは10メートルほどになるものもある。
 このビスポールは、蹲踞(そんきょ)の姿勢をとった人物像の手足とカマキリのモチーフを融合し、具象(デザイン)化したものである。