2021年春 食品産業従事者向け:熱殺菌工学(基礎Ⅱ)
関西大学梅田キャンパス
(教室は受講当日1Fに掲示します)
熱殺菌は非常に身近な概念として食品業界に定着していますが、他の先進国特にアメリカと比較して、日本で最も遅れているのが、妥当性確認(バリデーション)と検証(ベリフィケーション)です。本講義ではレトルト、ホットパック、アセプティック(UHT)の各分野で、いかに妥当性確認と検証を行っていくかの解説をおこない、かつ具体的な事例での判定を行っていただきます。
【お知らせ】
熱殺菌工学(基礎Ⅰ)のご案内はこちら
日程
2021年3月16日(火)9:30-16:30 [講義9:30-15:30、個別相談会(オプション)15:30-16:30]を予定
プログラム
下記の通り1から3まで3つの講義を行います。
1.基礎Ⅰの復習【時間】9:30~10:30
Fo値の計算を中心として実施し、基礎Ⅰの復習をします。エクセルがインストールされたPC/iPad等を必ずご持参ください。スマートホンでも可能ですが、画面が小さい為PC等をお勧めします。
2.レトルト、ホットパック、アセプティックの妥当性確認・検証の考え方の解説【時間】10:40~12:00、13:00~14:00
対象菌が異なるため、それぞれの分野での妥当性確認・検証もまた異なってきます。レトルトでは、商品が常温保管と言いながらも、賞味期限が長いため、亜熱帯的あるいは熱帯的な気候にさらされることも多く、耐熱性芽胞が強く意識された妥当性確認となります。またアセプティックの場合、芽胞の示すロングテイル現象のため、超高温短時間殺菌のコンセプトが成り立たず、想像以上に強い殺菌値を与えなければならないということがままありますし、Z値が大きいためどちらかといえば長時間の方向で設計が必要ということもままあります。また、アセプティックの場合、まだ使い慣れた技術とは言い難く、トラブルシューティングが妥当性確認・検証となっている事例にもよく出会います。
3.妥当性確認・検証の実例【時間】14:10~15:30
レトルトの実例をひき、皆様に妥当性確認・検証を体感していただきます。エクセルがインストールされたPC/iPad等を必ずご持参ください。
4.個別相談会(オプション)【時間】15:30~16:30
参加は自由です。各参加者が抱える課題についての個別相談を行います。
ご注意事項
新型コロナウイルスの感染拡大状況等によっては、不開講にする場合があります。その際にはお申込者に対して速やかにお知らせいたします。
また、来場の際は以下の点にご留意ください。
- 各自で検温を実施の上、受講当日の体調管理の上、お越しいただきますようお願いいたします。
- 発熱・咳等の症状がみられる方は、来場をお控えください。
- 入場時の消毒、マスクの着用のご協力お願いいたします。
- うがい、手洗い、など、ご自身での感染予防にも努めていただくようお願いいたします。
※定員30名に達し次第、締め切りとなります。
受講料・参加方法
【受講料】12,000円
※紹介コードをお持ちの方は11,000円となります。お申し込み時にコード番号をご入力ください。
※受講料は当日キャンパス1FのTSUTAYA BOOK STOREレジにてお支払いください。
下記ボタンよりお申し込みください。※お申し込みは締め切りました
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